社会人生活16日目。母校への帰還

 今日は仕事終わり、自分の通っていた大学に寄った。郷愁が襲ってきそうでできれば行きたくなかったのだけれど、サークルでやり残した仕事があったのでやってきた。

 駅を降りると私服姿の大学生が僕の横を通り過ぎていく。もう戻れない学生時代に思いを馳せながら、大学への道を歩く。大学構内を歩いていると、スーツ姿の人間が目に入る。しかし、彼らは就活生で僕は社会人だ。僕は就活生のふりをしながら部室に向かいドアを開く。

 久しぶりにあった後輩たちは皆あたたかった。今は過去の積み重ねの先にある。そう思えた。

 人生生きていれば色々なことがあると思う。しかし、何か自分にとって不幸なことが起こった時、それを誰かのせいにしたくはない。他人がどうでなく、自分に何ができるか。自分がどう思うかではなく、他人がどう受け取るか。自分は色々な人との繋がり合いの上に立っていることを忘れず、明日からもコツコツと頑張ろう。
 日々謙虚、日々感謝。

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