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位置情報アプリを使い続けて

僕が初めて位置情報アプリと接したのは10年くらい前のことです。

その頃、ジョギングよりも距離を走るランニングにハマっていて走行距離ならびルートを計測する為にRunkeeperというアプリを使用していました。

Runkeeperは今でこそ日本語で喋ってくれたりもしますが当時は全てはが英語でした。
なので当事者意識が低くなりついつい限界をオーバーしてしまうなんてこともザラでした。
例えば「10キロ超えましたよ」とアプリが日本語で言ってくれれば「これ以上走るのは危険だな」って判断できるけど「オーバーテンキロメーターズ」なんて言われると意味もちゃんと理解しないで「あーはん!頑張れってことか!」と間違えて応えてしまう。
それで、太もも裏を何度も痛めていました。

でもそれを繰り返していたらフルマラソン完走してしまうのだから人とはわからないものです。

まあ、それはともかくとして。

ランニングしている時に自分の位置情報をネットに掲載するという行為に慣れまくっていた僕は、普段も位置情報を計測してくれるアプリがないか気にしていました。

そんな時、いつ頃だったかは忘れましたがMovesというアプリに出会いました。

すぐにiPhoneに入れて位置情報を計測していたんだけど当時のMovesはとてもリソースを喰うアプリみたいでiPhoneのバッテリーは下手すると1日もたないなんて時もありました。

また、iPhoneが熱くなるのもザラで「またMovesかよ」なんて時がよくありました。

そんなMovesですが一番許せなかったのは怠けるのです。

例えば、一昨日あそこに何時頃いったんだっけ?という時、その1日中とか半日とかスパッと記録されていないなんて時があるのです。

それも、どうだったっけ?と思う日、時刻ばかりなのです。(←違うと思うけど)
こいつ(Moves)俺を馬鹿にしているだろ(怒)と、なんど削除してやろうと思ったかしれません。
いや、こいつ(Moves)記録しなくなった時の対処方法は一旦削除、再インストールしか方法がないので削除はしているのですが。。。、という感じで怒りをどこに持っていっていいかわからなくなる事がしょっちゅうでした。

挙句、このアプリ「サポートできなくなってきたのでやめま〜す!!」と勝手に宣言し使えなくなったという、どこまでも人をおちょくり続けたアプリでした。

こいつのせいで一時、位置情報を記録するという行為に対しどうでも良くなったのですが、ある日「SilentLog」というアプリをみつけダウンロード、今に至っています。

このSilentLogはたまに位置情報や時間を間違えることはあってもMovesのように人を小馬鹿にしたような対応をしてこないので、気に入っています。

なので、仕事柄日報を書かなくていい僕は、このSilentLogの結果とaTimeLoggerに記録した内容でiCalのカレンダーに入力しています。昨日の事を時間別に入力するのダルいって感じはしますが10分もあれば入力でき、過去1週間をビジュアル的に俯瞰できるので気づきがあったりして仕事の効率が以前よりよくなったと思っています。

ちなみに若い頃の僕はいわゆる刹那的って奴で今日、いや1、2時間先の事しか見る事ができず、いつもアタフタ、イライラ、時に「のほほん」としている奴でした。
また日記を書いている人を小馬鹿にしていたしまめにスケジュール管理をしている人を嘲笑っていました。

けど、今はこれまでのスケジュールとこれからのスケジュールをちゃんと把握できているので、のほほんとする時はあってもイライラ、カリカリする事はトラブルの時以外そうそうにありません。

時はB型を大人にするものだと痛感しています。

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