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ハジメテノnote

昔からずっと、どちらかというと

言葉でも行動でも自分から発信するのが

苦手な方だった。


幼稚園生から小学校低学年までは

自分の思ったことをそのまま口にだす

よく言えば素直、悪く言えばデリカシーのない子

だった。



そのせいで、友だちを傷つけたことを自覚するまでは。


それからは、言葉が怖くなった。思ったことを何も言えない子になった。何かあるとすぐ涙が溢れてなにも発せなくなってしまうので、友だちにも面倒くさがられたり嫌われたりすることが多かった。


高校生になるときに、自分がされたら嫌なことはしないようにしようと心に決め、言葉にも行動にも気をつけるようになってからは、嬉しいことに自分らしく居られる居場所ができた。温かい周りの人にも恵まれた。


それからは、自分の正直な気持ちも人を傷つけないように言葉を選んで伝えられるようにも少しずつだが、なってきていると思う。


それでもやはり、たまにはあまり何も考えずに今思う気持ちをそのままに、思いきりぶつけてしまいたい。という衝動が起こることもある。


言いたいことを言えずに我慢するのも、続くとストレスが溜まる。

しかし、もちろんそれは心を許した相手にのみ、出来ることである。(私の場合は)


カフェで他愛無い会話をしたり、電話でしょうもないことを愚痴りあったり、一緒にごはんや甘いものを食べながらのお喋りこそ、私にとって何よりのストレス発散方法だ。


やはり心を許せる誰かがいるというのは、私にとってはとても大切なことなのである。


1年と少し前、日本を離れ今はSingaporeで暮らす私にとって、その大切は簡単には得難いものだと分かった。


そんな中での、最近の🦠による外出自粛と仕事の在宅化により、職場で決められた先輩と暮らすシェアハウスからほとんど出られない状況の今の私には心の声を出せる場所、ひとが何処にもない。


SNSの普及で簡単に繋がれる時代に感謝しつつも、そう簡単にみんなが見ている場所にこんな気持ちを吐き出すことは出来ない。特に今はそれぞれに嫌なこと、つらい思いを抱えているのが目に見えすぎてしまうからこそ、余計に。


言葉を選んだり、相手の状況を考えたりという相手の目線にたつこと、他者意識を持って人に接することをなにより大切にして気をつけてきた私にとって、今の状況はとても難しくしんどい。早く日常が戻ってくることを、願うことしか出来ない。


今の私の何処にも吐き出せない心の声を、自分の過去をそして現在を振り返りながら言葉にしたら、少しすっきりした気がする。


こんなに長く、まとまりもない読みにくい文章を最後まで読んでくれた方、もしいらっしゃったらどうもありがとうございます。


こんな状況で、きっと色々、皆さんあると思いますが、どうか少しでもいい明日がやって来ますように願いを込めて🕊



追記。

これを書いたのは、2020年5月3日

covid19による自粛期間中です。

なんだか公開しきれず、下書きに眠っていたのですがもし読んでくれて少しでも共感してくださる方が居たら嬉しいなぁという想いで今更ながら投稿した次第です。






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