2週間で中華レンズが2本も生えていた話[前編]【7Artisans 35mm F1.2】
何言ってんだお前と言われそうなタイトルですが。
昨日の時点で、今月に入って購入したレンズが2本ありました。
しかも中華レンズメーカーの7Artisansを。
しかもしかもF値が違うだけの同じ焦点域を。※1
2024年1月は執筆時点でもまだ半分経っていません。今年のお財布事情はどうなるのやら。
※1 マウントが違うので35mm換算の焦点距離は違いますが。詳しくは後述
さてさて、どういう経緯でこれを導入したのか。
当記事では、写真右側の7Artisans 35mm F1.2から先にお話しします。左のF5.6は次の記事で。
まず、このレンズはマイクロフォーサーズマウントで購入しました。
筆者のマイクロフォーサーズ機は3台ありますが、その中でもこの前レビューしたE-M1 markiiがダントツでお気に入りです。(レビュー記事、たくさん「スキ」いただきありがとうございます)
さて、そんなE-M1markiiに常時つけっぱなしにしているのがLUMIX G 20mm F1.7というパンケーキレンズです。とてもコンパクトで写りがよく、気に入っているレンズです。
が、35mm換算で40mmと、標準域の50mmよりもちょっと広すぎる…ってことがたまにありました。
そこで、この20mmよりも望遠で、200g以内、開放F値が2以下の単焦点という条件で探してみたところ見つかったのがこの7Artisans 35mm f1.2というレンズ。
詳細なスペックは上の公式サイトを見ていただきたいのですが、
焦点距離は35mm、重量150g、開放F値1.2と、条件にぴったりのレンズでした。
ちなみにLUMIX 42.5mm F1.7という換算85mmの単焦点レンズもあり、重量130gとコンパクトですが、あれはちょっと望遠気味かなー…と思い、常用するには場所を選びそうだったのでやめました。
30mm台で開放F値が2以下って、パナソニック・オリンパスからは出てないんですよね。シグマからF1.4のやつがありますが、あれは200g超えるので…
欲張りだなと思ったそこのお前!!!その通りだ!!!!!!!
E-M1markiiに付けるとこんな感じ。ちょうどいいサイズ感です。質感も悪くない。
ではでは肝心の写りはと言うと。
まーーーーーーーポワッポワです。オールドレンズによくあるやつ。
しかも何段絞っても四隅は流れます。なかなかクセありです。
上の写真はF5.6(フルサイズF11相当)あたりまで絞っていますが、それでも流れています。
ここまでくると、もはや開放付近でのポワポワっぷりを楽しんだ方が良さそうです。
LUMIX 20mm F1.7とは似たサイズ感ながら、全く違う撮影結果を出してくれるレンズとして、役目が被らないという点では良さそうです。
以下、京都駅ビルでの作例を載せておきます。絞り値は記録されないため覚えてませんが、基本的に開放付近を使っていたと思います。
高性能なレンズに飽きてきた方にはいい選択肢だと思います。
マイクロフォーサーズマウントのほかに、APS-C用でEマウント、EF-Mマウント、Xマウントも用意されていますので、興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか。
後編(7Artisans 35mm F5.6)は↓からどうぞ。
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