TPUのリトラクション条件出しの実験(その2)
TPUは吸湿すると厄介なので、はやいところ使ってしまおう!と思いいろいろデザインしていました。以前EDOさんから参考情報をいただき、それを神様として使っていましたが、自らの手で条件出しをしたくなってしまいました。あぁ、またどはまりの道まっしぐらです。
条件出しのために、たくさんのgcodeを産出しました。まとめてプリントして比較できるように、ということでgcodeを一つにまとめてみました。今のところは手作業で取りまとめをしていますが、近日中にexcelマクロで取りまとめられるようにしようと思っています。
マージしたgcodeのリンクもあります。
先に公開したものに続き、第2編です
実験条件
使用したフィラメントはこちら。タイムセールでお安く購入!
参考情報
お手本とした手順はこちらです。チューニングの手順が伝授されています。まだこのレベルまで行かない..…
実験手順と結果
Retraction Length 詳細
リトラクション長は2mm~3mmがよさそうという結果がでましたので、その間を0.2mm間隔で最良点を探ってみます。
前回と同じく、複数の条件でスライスした後でそれらを合成し、一度にプリントできるようにしました。ファイルはこちらからロードできます。
実験結果
2枚目の画像で顕著ですがにじみが見えます。
まだにじみが見えます。具合的には一枚めの奥、2枚目の両サイドです。
まだにじみが見えます。こちらも2.2mm同様、一枚めの奥、2枚目の両サイドです。
ずいぶんきれいになったようですが、1枚目の中央部分にまだ若干のにじみが。
こちらは1枚目の前面の右の柱ににじみが見えます。
こちらは2枚目の最左の柱ににじみがみえます。本来は、3.0mmでは改善しているはず立ったのですが。
こちらは上段の真ん中の右側にかすかににじみがあります。
こちらは最後のテストピースです。
結果として、3.0mm以上であればよさそうな感じでしょうか?今回は完全ににじみが消えた3.4mmで調整をすすめることとします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?