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【2ROM2000達成】ムウカミwith毒菱ドラテカイリュー【ポケモンSV S3】



こんにちは。
パラドックスポケモン解禁による激動のS3にて、愛しきムウマ・ハバタクカミとともに、2ROMで最終2000を達成できました。

数値だけで見れば通過点ではあるのでしょうが、現状ムウカミでここまで上げられた方を私は知らないため、記念に残します。

あとポケモン自体長らくやっていますが、2ROMで2000は初で嬉しかったので。
環境を相当意識しており、6匹全部がおかしな努力値配分・技構成をしていますが、その割に安定した構築にはなったのかなと思ってます。
物珍しさ感覚で読んでいただけますと幸いです。

↓結果


①HBDムウマ@しんかのきせき

技構成:シャドボ/滅びのうた/黒いまなざし/眠る
テラス:水
特性:ふゆう
性格:おだやか
努力値:H236 B236 D36
調整先↓
HD…臆病サーフゴーのシャドボ確定耐え
HB…余り。クレベースの氷柱落とし3発耐え

一番好きなポケモン。
この構築では受けルおよびバトンキラーとして採用しました。黒眼→滅び→眠るで低火力ポケモンを確殺して数的優位を取っていきます。
選出機会こそ限られますが、その分選出時の勝率は9割近くありました。
テラスは弱点を消しつつある程度の耐性の確保を目的として。妖と水を切り替えながら使用しており、妖はクレベースのボディプレス耐性を、水はサーフゴーの弱点回避を図れます。
今の環境でムウマを活かすには
・HbS電磁挑発道連れ
・hBD呪い痛みわけ
・HBd滅び
のいずれかと考えていますが、本構築の主軸が毒菱であったため、それの通らない受けル破壊型が適切と考え採用しました。
かわいい。


②BCハバタクカミ@こだわりスカーフ

技構成:シャドーボール/ムーンフォース/マジカルフレイム/サイコショック
テラス:炎
特性:こだいかっせい
性格:ひかえめ
努力値:H4 B244 C252 D4 S4
調整先↓
C…特化
B…特化鉢巻イルカマンのジェットパンチ乱数2つ切り耐え
     ステロ+珠ミミッキュの影打ち耐え
HDS…端数 最速セグレイブ+4

生まれてきてくれてありがとうポケモン。
Bをほぼ振り切りにするくらいが最もこのポケモンが強くなると考えていたため、シーズンを通してBSメガネ、BCスカーフを使っていました。初めはBSメガネでしたが、削れた相手のスイープに関してはメガネほどの火力は必要なく、また終盤のドラパルトの台頭からスカーフにシフトしました。
結果、非常に対面性能が向上し、舞った中速にも対応できることから安心してスイープを任せられました。
Sはあと1伸ばせば最速コノヨザルを抜けますが、HSのシャドクロは確定耐えするため、別に抜いてる必要はないと思っての調整です。
CS妖メガネが100点なら、BCスカーフは90点くらいのポテンシャルがあると思います。
テラスは炎が最も強いと初日から感じていたため、半分意地で最後まで使っていました。ここは妖テラスの方が強かったと思います。
かわいい。
【追記】
書き忘れてました。
どくびし軸なのになぜ祟り目じゃないのかと以前問われたのですが、「どくびしが通る相手はカイリューで勝てるから」が答えです。
変なシナジーを意識する必要はなく、どくびしが通らない、あわよくばステロで削れた相手との対面を想定しているので、安定感のあるシャドーボールにしています。
ハバタクカミがエースならば祟り目は強力ですが、今回は役割が異なりました。


③HBSカイリュー@たべのこし

技構成:ドラゴンテール/地震/羽休め/身代わり
テラス:妖
特性:マルチスケイル
性格:わんぱく
努力値:H212 A12 B196 D28 S60
調整先↓
H…16n+1
B…11n
S…無振りFCロトム抜き抜き
HD…テラスかつマルスケ時、臆病メガネハバタクカミのムンフォに対して身代わり→羽休めと動くことで、残飯×2込みでマルスケを復活できる。
HB…不一致イカサマや塩漬けを身代わりが耐える。テラス時、特化セグレイブのつららばりを身代わりが2発耐える。

本構築の軸にしてエース。
ドラテカイリュー自体は前シーズンから使っており、使用感がよかったため続投しました。
ステロドラテガブリアスのドラテの部分を特化すれば強いと思ったのがきっかけです。
ステロと書いてますが、記事タイトル通り重要度は毒菱8:ステロ2くらい。
そのくらい今シーズンの毒菱は強力でした。
Sは元々準速ドゲザ抜きまででしたが、シーズン終盤に「FCロトムは無振りセグレイブの下を取るために無振りが多い」と聞いたので変更しました。結果は大正解、情報ありがとうございました。
身代わりカイリューは弱いという意見もありますが、例えば本来不利なヘイラッシャと対面した瞬間に身代わり+マルスケという鉄壁を築くことがほぼ確定する等、再現性の高い詰ませ性能があることから、私は神のポケモンだと思っています。
Aは12しか振ってませんが、相当カツカツです。ドラテ→ステロでミリ残しすることが非常に多いため、ここが削る限界でした。A52くらいあると体感かなり変わります。
妖テラスは強力ですが、テツノドクガとサーフゴーに勝てなくなるほか、身代わりがヘイラッシャのウェブタを耐えなくなることが嫌だったので、水テラスの方が強かったかもと今思いました。
Top5くらいに好きなポケモンなので、今作評価されてて嬉しいです。君が主人公だ!


④HDフォレトス@メンタルハーブ

技構成:ボルトチェンジ/カウンター/毒菱/ステルスロック
テラス:水
特性:がんじょう
性格:なまいき
努力値:H252 B12 D244
調整先↓
HB…特化地面テラスセグレイブの地震確定3発
HD…忘れたけどいい感じに耐えます。メガネではないハバタクカミのマジフレが頑丈までいかないことがあるくらい
S…個体値Vの下降補正で無振りヘイラッシャやキョジオーンの実数値-1

なんだこのポケモン!?
毒菱ステロ要員として、最初は前季から続投のキラフロルを使用していましたが、より通したい毒菱を最大限に警戒された選出をされることが多いことがストレスでした。
セグカミラが流行り始めてからドオーアマガにシフトしましたが、ドオー単体の脆さが目立つこと(特に飛行サーフゴーの起点になる)と選出パワーの低さから断念。
そんなとき、ふとセグカミラに強そうな変なポケモンがいたので採用しました。
使い心地は面白いくらいに良く、炎技以外なら基本2発耐えれるため、ガンガン起点作成ができました。
何故か覚えるボルチェンは、ヘイラッシャのあくびやキョジオーンの塩漬けを受けながらカイリューに回すことができます。
安易に捨てず、クッションにすることが勝利の秘訣です。
カウンターの枠は元々ジャイロでしたが、最終日3日前くらいから初手鉢巻飛行テラスカイリューが急増しており、そのメタで仕込みました。結構刺さってて面白かったです。
テラスは最強ピカチュウで余った水を何となく使っておきましたが、テラスカウンターでイルカマンを倒す面白勝利があったりしました。
地味に採用率100位前後にいましたが、私以外誰が使ってたんでしょうか。謎です。
意味不明ポケモンなので、初手対面のテツノドクガやハバタクカミが引いたりテラスを切ったりすることもあり、そのたびに笑っていました。


⑤HADSコノヨザル@とつげきチョッキ

技構成:憤怒の拳/ドレインパンチ/地震/命懸け
テラス:炎
特性:やるき
性格:いじっぱり
努力値:H172 A148 B4 D68 S116
調整先↓
HD…特化テツノドクガの炎テラスオバヒ耐え
        臆病メガネハバタクカミのムンフォ耐え
S…準速キノガッサ抜き抜き抜き
A…余り。B4炎テラステツノドクガを地震で確定

フォレトスが初手に投げにくいときや、キノガッサがいたときに出しました。
環境最強の特殊AT2匹のガンメタとしての役割が強いですが、低火力サイクルを破壊する力は健在で、命懸けの使用感も非常に高く、まさに仕事人という感じでした。
Sはこれも鉢巻飛行テラスカイリューが増えてから伸ばしており、準速キノガッサ抜きのカイリューを抜いてるカイリューを抜くための調整です。
Hの実数値が207まであるので、キョジオーンやアーマーガア等毒菱ステロサイクルで崩しにくい耐久ポケモンの崩しもしてもらってました。
あとブーツウルガモスに勝てるのがこのポケモンだけなので、弱い攻撃を1発受けて炎テラス100憤怒でなんとかする役割もあります。
なかなか勝手が良く、おすすめできる1匹です。


⑥ADドドゲザン@くろいメガネ

技構成:ドゲザン/アイアンヘッド/不意打ち/剣の舞
テラス:悪
特性:そうだいしょう
性格:いじっぱり
努力値:H44 A252 D212
調整先↓
HD…臆病メガネハバタクカミの妖テラスムーンフォース確定耐え
A…特化

最後に採用し、構築に足りなかった「暴力的な強さ」という穴を埋めてくれた最強のポケモン。
ある種ギミックパであるため、技選択ミスで思ったように展開ができなかったり、一手の想定外で簡単に崩れてしまったりと、あまり良くない負けパターンが多々ありました。
また、後述するフォレトスカイリュー@1という基本選出だとパワーが足りないことが多く、中盤まで圧倒してても終盤でいつの間にか負けてることが目立ちました。
そんな悩みをムキムキ火力で粉砕してくれたのがドゲザマンでした。
構築内で最もパワーのあるテラス運用ができ、突破手段に乏しいアーマーガア、カイリュー、キョジオーンを初めとした高耐久から、超火力で押し切るテツノドクガ、ハバタクカミなどをまとめて対応が可能です。
特に、ドクガに不意打ちが通りやすいことに気付いてからはみるみる戦績が良くなりました。
これらの対面を想定したとき、Hに振って物理耐久を確保する意味が皆無であると思ったため、ほぼほぼDに振り切る配分にしました。
これがなかなかに効果的で、相手にとっては不意打ちじゃんけんの場面で強気にドゲザンを打てたり、剣舞を積める対面が多かったりと、有名になってもいいのになってくらい強い調整でした。
万人におすすめできる強力な1匹です。


【選出パターン】

①フォレトス+カイリュー+@1
→構築コンセプトで、85%はこの選出。毒菱ステロの通るほうを優先して撒き、カイリューで荒らし、@1でスイープする。
もしくは、@1から入って初手の有利対面から展開し、カイリューで全員倒す。

②コノヨザル+ハバタクカミ+ドドゲザン
→15%くらいこの選出。どうしても毒菱が通らないか、カイリューがテラスをしてもしなくても弱点を突かれてしんどそうなとき。
もっと信用してもいいくらいちゃんと勝ててるので、もっと信用すればよかったと思いました。普通に強い並びです。

③ムウマ+コノヨザル+ドドゲザン
対受けル。ムウマで滅べば2ターンくらいで降参されることが多いです。続けてくる人にはコノヨザルで命懸けして、何かあれば保険のドドゲザンが破壊します。基本負けませんが、サーフゴー入りにはまずムウマでシャドボをするなど、細心の注意が必要。

【最後に】
ここまで読んでくださりありがとうございました。
ムウマが内定し、まさかハバタクカミという奇跡の存在が生まれてくれた今作で、この2匹とここまで戦えたことが光栄でたまりません。
ハバタクカミが可愛いと言ってくれる人が周りに多いことも、大きな幸せです。

ムウマ、カミたん好きの方ともっとお友達になりたいので、よかったら仲良くしてください。
【Twitter】@fleurirLune_

それでは。

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