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今日の薬膳ごはん

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日々のプチ不調から自分の体質を知り、それにあった食材をご紹介します。体質はからだの中を巡る気血水(きけつすい)とからだの内部の働き、五臓(肝心脾肺腎)のサインからよみときます。
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#気血水

血の滞り〜茄子の紅花揚げびたし〜

私たちの体を作る大切な要素「気(き)血(けつ)水(すい)」があります。 気は、体を動かす基本的なエネルギー。 血(けつ)は、栄養素、滋養作用。 水(すい)は、血以外の体の中の水分。 気血水が体の中をたっぷりと巡っているとき、私たちは健康でいられます。 気血水のうち、血の流れ悪くなり滞ると瘀血(おけつ)という状態になります。瘀血にはこんなサインがあります。 □目の下にクマができやすい □しみ・あざができやすい □肌がくすみやすい □舌や唇が紫色っぽい □肩こりがひどい

乾燥しやすい血不足タイプ~鮭とほうれん草の炒め物~

薬膳・中医学では、体を作る大事なものとして、 「気 き」「血 けつ」「水 すい」 の3つがあると言われています。 気は、体を動かす基本的なエネルギー。 血は、体の栄養素。 水は、血以外の体に必要な水分 です。 今日は、血と血不足(血虚・けっきょ)のお話です。 血(けつ)は、体に必要な栄養分。体を潤し、栄養や滋養となります。興奮状態をクールダウンさせる鎮静作用もあります。また血は精神とのつながりも深く、血がたっぷりあることで、穏やかな気持ちや心、思考力、適切な判断がで