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日本版・彼女はキレイだった は正座して鑑賞すべきドラマだった

知りませんでした、こんなに素敵なドラマがあっただなんて。

思わずそんな言葉が出てきてしまうドラマに出会いました。
それが、2021年夏クールにフジテレビ系列/カンテレ制作のドラマ「彼女はキレイだった」です。

日本版と書いたのは、もともとは韓国で放送されていたドラマをリメイクしたものだから。

元ドラマは未履修ですが、まさかのパクソジュンさんが出演されているということで、
一気見リストに入れました。また、韓国ドラマにハマる季節が到来しそうです。(コロナ禍は韓ドラに支えられて生きてきた人)

とはいえ。
日本版で初めて出会った「かのきれ」ではありますが、
とにかく面白くて仕方ありませんでした。

脚本はリバーサルオーケストラや最愛の清水友佳子さん。
もう物語が面白くないわけないやろ~~というのはもちろんのことながら、
展開物語もいい意味で韓ドラの甘さがあって、
でも日本という「言葉を隠してしまう」文化のある国でみていても無理があるような感じもしなくて。

理想の王子様として決めてしまうケンティーだからこその納得感と、
小芝風花さんの素朴な可愛さがマッチングしていて見ていてシルエットも美しい!と感動してしまいました。

なによりも美しいのは「当て馬」というポジションに存じていた赤楚さん。
彼の言葉がなぜずっとぶっ刺さりまくっていたのかについては物語の根幹なので割愛するにしても、とにかく当て馬を超えた当て馬っていうかキーマンとしての彼がかっこよすぎました!

このドラマが訴えているものって、「まっすぐな愛」なんだろうな、というのをずっと考えていまして。
愛が宗介を愛する気持ちも、宗介が愛に向ける想いも、
そんな二人がお互い向けあった愛があるからこそ、周りの人達も変わっていく…という非現実と現実の境目にちょうど良い作品だったな、と改めて思います。

おそらくほとんどのサブスクリプションで観ることが出来ると思いますので、ぜひ出会ってみてください!

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