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ラグジュアリーブランドだけじゃない「認知度ー普及度」を戦略的に行っているプロダクト事例まとめ
つい最近西野さんの切り抜きをTikTokで見かけて、そこで言っていた『認知ー普及度』の話がとても分かりやすく、アプリやサービスに当てはめて今回まとめてみました!※59:00あたりからここの話になります
認知度ー普及度とは?
認知数と普及数のバランス。需要と供給に近いですが、需要を生み出す前に
認知が必要なので、この単語をチョイスしているのだと思います。
認知度 - 普及度 の値が低いとは?
数値化すると「認知:100」 - 「普及:95 」= 「買えない人:5」。欲しいと思えば手に入れることが出来る状態。ユーザーを集客しなければ話にならないプロダクトやサービスでは、より認知をしてもらうためにプロモーションを行い、より普及させるために導入をスムーズにします。戦略はありつつも、基本的には「どちらも伸ばそう!」となるはずです。
プロダクト例
爆発的にユーザー数を伸ばしている「TikTok」や「メリカリ」などは特に認知も普及も両方伸ばして、誰もが動画投稿を。誰もがフリマを。といった世界を作りました。Google Mapは少しずつ成長し、今ではランチを探したり、電車検索まで済んでしまったり、利用シーンの普及が伸びています。
認知度 - 普及度 の値が高いとは?
数値化すると「認知:100」 - 「普及:10 」= 「買えない人:90」。ほとんどの人が欲しくても手に入れることができない状態。最近のモノで言うと「PS5」など。
プロダクト例
アプリで言うと初期は招待制だった「Clubhouse」や「Dispo」が有名です。まさに招待された人しか使うことができないSNSとして、当時は「認知:10000」 - 「普及:10」くらいだったと思います。招待コードが数万円で売られるような事態で、まさに戦略的に普及を制限した例だと思います。
普及は高まってきていますが本来「ビズリーチ」などもこの部類で、審査が通った人でないと転職サービスを使うことができません。会員になることが既に一定のステータスになります。
とはいえバランスを取るのは難しい
Clubhouseも盛り上がりは最初だけ。普及度もある程度上げないと、サービスの維持が難しい。そのため、このバランスを戦略に落とす前に最も重要なことは『成長曲線を描く』ことだと思います。
プロダクトによって認知度と普及度の頭打ちがあるため、ある程度成長し切った際に「維持し続けるのか?」または「どちらか一方のバランスを崩すのか?」この選択がいつか来て、より大きな成長期待して普及度を上げる。といった投資家目線の流れが想像できます。例えば『ヤマダ電機×大塚家具』など。好転するかは長い目で見ないと分かりませんが、今のところは元々普及度の高いニトリにはとても敵いません。
まとめ
『認知度 - 普及度』を意識して、どちらのスタンスでブランディングしていくのか。またその際に『プロダクトの成長曲線』を描いておかないと、目先の数字を追って容易にバランスは崩れてしまうのだと再認識しました 💣
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