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二人目産んだらダウン症だった⑥

いつも面会は目を閉じていて、たくさんの管に繋がれていた

泣きもしない、口からミルクもあまり飲めない
抱っこしても特に無

名前もなかなか決められない
もう決める気が私にはなかったので主人に任せた
もうこんなに疲れてるのだ、
つわりから引越し、早産、もう名前だけは真剣にお願いしたい。よほどじゃない限り受け入れようと思った。

そしたらいい名前を言ってくれた

すぐ気に入った。それから、名前が呼べるようになってから少し気分が上がった。
看護師さん達も『サノちゃん』と読んでくれてたのが名前になって喜んでくれた。笑

なかなか大きくならず入院が伸びた。

9/16本当は予定日のこの日に
ダウン症と診断がついた

だよねぇ、そうだよねぇ。

その日はそれくらいだった。

『こんな表現でいいのかあれですが、娘さんは手術も必要ないし、疾患もない、本当にラッキーだとおもいます』

そしたら主人も「本当ラッキーですよねぇ」
と言っていた。笑

ラッキーとはその時思えなかったけど
これはすごいことなんだなとそれからジワジワ思う。

周りと比較するわけではないけど
何かしらおまけがついてくる子がいることがわかった。
それほど私は無知だった、ダウン症について。

とりあえず退院は伸びた。
そしてそのタイミングで障害児は途中入園できないことを知る。4月入園しか受け付けられない、ということはまだNICUにいるのに保活をしなくてはならない9月。

衝撃だった🫨

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