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チェキをあげたら「遺影にする」とよろこばれた話

このあいだ、茨城県で『ことばの日プロジェクト』のイベントがありました。

ことばの日は、4年前に通っていた企画講座『言葉の企画2019』の仲間たちと作った5月18日の記念日。

毎年春になると、ことばの日を広めるための活動としてイベントを行っています。

これまでの3年間は東京での開催だったけれど、今年は新たな試みとして茨城県結城市の音楽フェス『結いのおと』とコラボ。チェキを使ったフォトウォークを開催しました。

わたしも運営メンバーとして現地に行って、結城の街を楽しみました。

その時にあったうれしい&気づきになった話を聞いてください。

今回、イベントの開催にあたって結城市のかんぴょう屋「櫻井長太郎商店」さんの別宅を借りたのですが、店主のおじいちゃんとおばあちゃんが本当にステキなご夫婦で。

わたしたちが前日に準備をしている時から何度も見に来てくださって、その度、困ったことはないか?と気にかけてくださるのです。

はじめて会ったにも関わらず、細やかな気遣いをくださるお二人にプロジェクトメンバーは感動していました。

イベントがある程度落ち着いた頃、せっかくだからお二人をチェキで撮りたいね!ということになり、チェキを撮りに行ったんです。

そうしたら、すっごく喜んでくれて。

じわじわと色がでてくるチェキをながめながら、おじいちゃんが「遺影にしよう」と言って、おばあちゃんが「写真をもらえるなんてうれしい」と笑ってくれて。

チェキを片手にぴったり寄り添って「わたしたち、結婚してもうすぐ70年になるの」と教えてくれた二人を愛おしく思いました。

旅先で出会った人をよろこばせる手段として、チェキで写真を撮ってプレゼントするのはいいかもしれない。

チェキ、買ってみようかなぁ。

この投稿は、TABIPPOの講座『POOLOJOB』の課題「旅人からのギフト」に向けて執筆しました。

さいごまで読んでくれてありがとう!うれしいです!🌷