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【シティリーグS5備忘録】 悪アルセウス インテレオン ベスト8 【2022/02/11】

■はじめに


こんにちは、かふぇおれです。
先日【竜星のPAO大宮】にて行われたシティリーグに参加してきたので備忘録となります。
今回はトーナメントに残ることができたので一先ずの目標は達成することができました。また、規模としてもしっかり60人参加している中で勝ち上がれたので良かったです。

記事としては有料設定していますが投げ銭的な意味合いが強くオマケとして記載した部分のみが有料となっていますのでリストや採用理由が気になるよって方は是非一読していってください。

■デッキ選択の経緯

当初は無難にミュウVMAXを使う前提で調整を進めていました。
最低限のパワーが保証されていて経験も十分に積んでいたデッキだったので余程のことがない限り使うつもりでした。

しかし『Pokémon LEGENDS アルセウス』が発売され一通りゲームを堪能した後、自分の思考はあることに囚われてしまいました、、、

「「「アルセウスを使いたい」」」

あまりのゲームの満足度にゲーフリへの感謝の気持ちでアルセウスを使うことしか考えられなくなってしまいました。

結局シティ1週間前くらいから永遠とアルセウスのデッキで遊んでいたため勢いでそのままシティに持ち込むことにしました。


■リストと採用カード解説

使用リスト

アルセウスとガラルファイヤーでテンポ良くサイドを取り切ることをコンセプトにしたデッキ。
無理な構築は割り切り、勝てる対面を落とさないように安定感に特化したため予選通過の目標においては適したデッキだったと感じる。

・アルセウスV STAR 3枚
基本的にはゲーム中に2枚使用するためサイド落ちを加味して3枚の採用。

・アルセウスV 4枚
初動のポケモンのため4枚採用。
3枚でもデッキとしては問題なく動かせるがガラルサンダーのスタート確立を少しでも下げたいため4枚にしています。

・ガラルファイヤー 2枚
中盤以降のアタッカー。
サイドが3枚取られている状況で170ダメージ出せるため、ミュウVMAXの弱点をつくことで340ダメージで倒すことが可能。
サイドが4取られている状況で220ダメージを出せるため、基本的なポケモンVを倒すことが可能。
サイドが5枚取られている状況で270ダメージ出せるため、こだわりベルト30ダメージ+クイックシューター20ダメージで320ダメージまで届かせることが可能。
基本的にクララで回収して使用するため1枚目はコストとしてトラッシュに送ってしまう方がゲームが組み立てやすい。

・インテレオン(裏工作) 1枚
省略

・インテレオン(クイックシューター) 1枚
主な使い方は終盤のガラルファイヤー打点補助。
ゲノセクトにダメカンを乗せてダブルターボエネルギーを使用したアルセウスのトリニティノヴァでも倒せるようにする。

・ジメレオン 4枚
省略

・メッソン 4枚
省略

・ガラルサンダーV 1枚
ガラルファイヤー+アルセウスの構築を考えていた際、ムゲンダイナとのゲームが非常に難しいことが分かったため採用。
ゲームを楽に勝てる可能性が非常に増えるため構築を歪めてまで採用しました。

本来このデッキの押し付けの最大値はアルセウス2枚とガラルファイヤー1枚であるため、このカードが絡むと相手の要求値は非常に楽になってしまいます。
アルセウスのデッキとしてはノイズになるカードなのですが、ムゲンダイナやゲンガーに明確な回答がある方がゲームを組み立てやすく思考をクリアにできることを含めて採用しました。

クララを使用することで複数回使用できることからムゲンダイナに対しては非常に簡単に勝てるようになり結果的にも採用して良かったカードでした。

・クイックボール 4枚
省略

・レベルボール 3枚
省略

・しんかのおこう 3枚
省略

・回収ネット 2枚
実質的なポケモン入れかえ。
ガラルファイヤースタートが弱いので3枚にした方が強いと思います。

・あなぬけのヒモ 2枚
サポートを使用せずにベンチに触れるためクララと同時に使用できることが強力。
ガラルマタドガスに弱いデッキのため厚めに採用。

・エネルギー転送 1枚
裏工作からエネルギーへのタッチが可能になるため採用。ガラルサンダーVが採用されている関係で採用は必須と考えた。

・こだわりベルト 1枚
ガラルファイヤーの320ダメージかアルセウスの210~230ダメージに必要なためゲーム内容に応じて使い分ける。

・おおきなおもまり 1枚
基本的にアルセウスに使用して要求値を上げるために使用。
310の押し付けは流石に強力。

・ハイパーボール 1枚
5枚目のクイックボールであり4枚目のしんかのおこうとレベルボールの中間択として採用。

・マリィ 3枚
リソース管理が大切なデッキであるため博士よりマリィを優先して採用。
アルセウスで殴り始めるだけで後続含めた盤面が整うので合わせて使うことが多い。

・ボスの指令(アカギ) 2枚
あなぬけ2枚のため合わせてベンチ干渉が4枠になっている。

・クララ 2枚
クララ+エネルギー1枚でガラルファイヤーが技を使用できる。
アルセウスが倒されるとトラッシュにエネルギーが溜まるため綺麗にガラルファイヤーに繋がるカード。
ガラルサンダーVも複数回使用することが可能でデッキのコンセプトを担うカードのため2枚採用。

・博士の研究(ナナカマド博士) 1枚
リソース管理が重要なデッキのため使う機会が少ない。
7枚ドローが選択肢として残ることが重要であるため1枚採用。

・キバナ 1枚
後攻1ターン目にどんどんよぶからゲームを開始した際に、2ターン目にアルセウスが技を使用するために必要。

・トレーニングコート 2枚
終盤にインテレオンの裏工作からクララとセットで持ってくることが多い。
ガラルファイヤーへ手張りする分のエネルギーを用意するためのカード。

・キャプチャーエネルギー 2枚
2ターン目までに広げたいベンチ枠が多いため採用。
基本エネルギーが多い方が便利な場面も多いため要検討。

・ダブルターボエネルギー 2枚
ゲーム中に必ず1枚は使用するため2枚採用。
スターバースでサーチすることが多いため素引きのために3枚以上採用する必要はないと感じて2枚。

・基本水エネルギー 1枚
インテレオンが技を使用するために採用。

・基本闘エネルギー 1枚
ガラルサンダーが技を使用するために採用

・基本悪エネルギー 5枚
ガラルファイヤーが技を使用するために採用。

■各デッキへの有利不利と立ち回り


・ミュウ 有利
このデッキのメインの仮想敵。
サイド3以下のガラルファイヤーがミュウVMAXに340ダメージ与えられるため一撃で倒すことができる。
基本的には1枚目のアルセウスでメロエッタを、2枚目のアルセウスでゲノセクトを、最後にミュウVMAXをガラルファイヤーで倒す方向でゲームを組み立てていく。

・ジュラルドン 不利
アルセウス2回とジュラルドン1回を倒したいが難しい。
基本的にはマリィで手札を流して回復されないことをお祈りするプレイングをするしかない。

・連撃ウーラオス 無理
構築の段階で割り切っているため基本的には勝てません。
マナフィとノコッチまで採用する必要があるためシェア率含めて切ることにしていました。

・ゲンガー 微有利
アルセウスに強いポケモンであるため基本的には不利。
ガラルサンダーをクララで2回使うとイージーWINできる可能性がある。

・ムゲンダイナ 有利
ゲンガーと同じ。
こちらの方がガラルサンダーの圧があるため勝ちやすい。

・連撃テンタクル 微不利
初動でおまもり+アルセウス+マリィの押し付けをしてターンを稼ぎたい。
2匹目のアルセウスを置かずにクララでガラルファイヤーとインテレオンのアクアバレットを複数回使うことを目指してサイドを取り切りたい。

・その他アルセウス絡み 基本有利
VMAXが絡む場合はガラルファイヤーの270ダメージ+こだわりベルト+クイックシューターで320ダメージが出せるためこれとガラルサンダーでアルセウスを倒してサイドレースを有利に進めていけるはず。

■大会結果

使用デッキ:悪アルセウス
予選4-1(3位)
1回戦:ドガスダイナ 先行 ○
2回戦:アルセウスゲンガー 先行 ○
3回戦:ミュウ 後攻 ○
4回戦:ミュウ 後攻 ○
5回戦:連撃ウーラオス 先行 ×

トナメ
1回戦:雪道ゲンガー 先行 ×

■感想

今回は初めてトナメに上がれたので成長と捉えることにします。
初期案としてはチェレンで耐久する方向でデッキを組んでいましたが、前のめりな構築の方が思考を減らせることや、プレイ感覚にも合うため最終的にはクララを増やしてアルセウスとガラルファイヤーでサイドを取り切ることに特化した構築に落ち着き、結果的にその考えがプレイにもマッチアップにも嚙み合っていい結果になりました。

対策の枠を割くことが難しい連撃ウーラオスとジェラルドンに関しては完全に切っていたのに、上位の卓にわんさかいたのでどちらにせよ優勝は難しかったと思います。

トナメ1回戦にてメッソンが3枚サイド落ちしてトナメの魔物に飲まれたのでこれを糧に次は優勝を目指していきたいと思います。

最後に、ポケモンの世界観とシステムの可能性を広げつつ、素晴らしいゲームを世に送り出してくれた開発の皆さんと増田順一様に圧倒的感謝。



以下、有料部分にオマケとしてデッキの動かし方と反省後のリスト、ミュウ側のこのデッキへの解答について記載してあります。本当に大した内容を書いていないので基本的な立ち回りを知りたい方や記事がおもろかったしジュース奢ってあげるよって気持ちの方がいましたら投げ銭してくれると喜びます。

ご購入いただきありがとうございます。
以降の内容が少しでも購入してくださった方のポケカライフに役立ってくれれば幸いです。

前提としてこのデッキはミュウVMAXとの対面でかなり有利に立ち回れると思い持ち込んだデッキです。しかし、今の考えとしてはミュウ側がガラルファイヤーへの立ち回りを理解していると成立しない理論であると考えています。なので申し訳ないですが今後の環境で使用することはあまりオススメすることはできないかもしれません。

しかし、環境に応じてアタッカーのポケモンを考えたりチェレンを採用してコントロール寄りのデッキにする等の構築の幅に関して言えば多岐にわたって活躍が見込めるデッキタイプであるのではないかと考えています。
是非アナタなりの個性を出したデッキ構築をしていただけたらと思います。

■デッキの基本的な動かし方

一例として基本的な目指す盤面を載せておきます。
ジメレオンに進化するだけでスターバース宣言し、トリニティノヴァまで行けるためかなり安定感のある動きになっています。

・先手
1ターン目:目指す盤面
後攻1ターン目のメロエッタによるメロディアスエコーでアルセウスVを倒されないためにベンチのアルセウスに手張りするようにします。また、あなぬけのヒモをケアするためにベンチに2匹の非ルールポケモンを用意します。

2ターン目:目指す盤面
①ジメレオンに進化し、しんかのおこうをサーチ
②しんかのおこうでアルセウスVSTARをサーチし進化
③スターバースを宣言し、ダブルターボエネルギーとアルセウスVをサーチ
④アルセウスVをベンチに出してトリニティノヴァを宣言
⑤アルセウスVへ悪エネルギーを3枚つける


・後手
1ターン目:目指す盤面
ボスの指令でアルセウスVを倒されてもアルセウスV STARに進化できるように2枚のアルセウスVをベンチに用意します。
基本的にはどんどんよぶを宣言してベンチを広げます。

ダブルターボエネルギーが手札にある場合は状況に応じてトリニティチャージを宣言する場合もあります。

2ターン目:目指す盤面
①ジメレオンに進化し、キバナをサーチ
②キバナでアルセウスVSTARをサーチしアルセウスVにエネルギーを付けるて進化
③スターバースを宣言し、ダブルターボエネルギーと状況に合わせたカードをサーチ
④トリニティノヴァを宣言
⑤アルセウスVへ悪エネルギーを3枚つける

・ゲーム後半
基本的に上記で育成したアルセウス2枚で戦い最後にクララを使用してガラルファイヤーで詰めていくイメージでゲームを組み立てていきます。

■弱点と改善点

・ミュウVMAXに対して有利ではない理由
このデッキを使用する際、ミュウ側は必ず2-2-1-1を踏まないとゲームに勝てないため攻撃の回数が3回で済むアルセウス側が有利であると考えていました。しかし、最近のミュウのリストではジュラルドン対策としてやまびこホーンが採用される構築がみられるようになってきています。このデッキに対してもやまびこホーンを最後に使用することで2-2-2や1-1-2-2のサイドプランを遂行することが可能となりガラルファイヤーを無視してゲームを終わらせることができてしまいます。その為必ずしも有利が取れる構築ではないのではないかと考えています。
非ルールのポケモンが合計6枚しか入っていないため、やまびこホーンを警戒した立ち回りをするのであればふしぎなしっぽのミュウの様な手軽にベンチにおけるポケモンを増やすのもいいかもしれません。

・改善点
当日使用リストの反省点として回収ネットの重要性が想定していたよりも高いことが挙げられます。サイド落ちして1枚しか使えないゲームではポケモンを前に出したいときに窮屈なゲームを強いられてしまいます。その為3枚採用した方がより柔軟なゲームメイクができるのではないかと思います。

不採用としたカードとしてはキャプチャーエネルギーを挙げています。
理由としてはジュラルドンに対して特殊エネルギーが絡むとダメージが通せなくなるため細い勝ち筋ですが通すためには基本エネルギーの枚数が多い方が勝てる見込みがあると考え、基本悪エネルギーと入れ替えました。

■改善後サンプルリスト

その他採用候補のカードを挙げていきます。
・チェレンの気配り
基本悪エネルギーが3枚ついたアルセウスを回収することでそのままガラルファイヤーを出して技を宣言することができるため相性がいい。
しかし、ガラルファイヤーのダメージが伸びないことも多くなりゲームが難しくなります。

・メロン
ダブルターボエネルギーを絡ませずにアルセウスにエネルギーを用意できるため、ポケモンVを倒せる確率が大幅に上がる。
クイックボール+バケツ+メロンが手札にそろえば問題ないため、スターバースを絡めれば結構揃えられる。

・たっぷりバケツ
エネルギー転送の上位互換。
メロンと合わせて採用。

・ノコッチ
アルセウスの弱点を消すことが可能。
チェレンを2枚以上採用する際にコンセプトの整合性を保つために採用する。

・マナフィ
連撃ウーラオスに勝てる可能性が少し出ます。

■終わりに

有料部分の内容としては以上となります。
駄文となっていますが読んでいただきありがとうございます。
記事内容やデッキに関しての質問等ございましたら、Twitterの方でDMいただければ答えられる範囲で対応いたします。
https://twitter.com/86293


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