『なめらかな社会とその敵』を読んで

　「なめらかな社会の実現」　

　ネット社会はオープンな特性をもっています。情報資源の囲い込みを避けたがるのです。そして、あらゆるものをシェアします。一方、現実社会では囲い込みに満ちあふれています。

　ソーシャルネットワークサービスは、つながりの構造をネット上で可視化させていきます。そこで、さまざまなアクションが瞬時で人に伝わり、組織や国を超えてなめらかに情報が伝わっていきます。このなめらかなメッセージングは、誰もが情報の発信者となり、受信者にもなるのです。
　ネットの自立分散性は、中央集権的な制御を排除していきます。現実は中央集権的な組織に満ちています。　
　なめらかな社会の発想は今も色褪せず通用します。数年、数十年、数百年という視座で未来を見据えていきましょう。

　さあ、全力で目の前にいる人を支えていきましょう。