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【競馬】POG2020-21の総括と2021-22シーズンへの期待

日本ダービーが終わり、心は早くも来季クラシックに向けて楽しみが膨らんでいるところですが、簡単に2020-21シーズンの振り返りを。

■ 総括

何といってもこの世代はモーリスとドゥラメンテの初年度産駒たちなくして語ることはできません。ともに種牡馬として大きな期待を寄せられるも、受難のスタートに。特にモーリスは良血繁殖牝馬との間に産まれた産駒がことごとく期待に応えられず。「四天王」と呼ばれたブエナベントゥーラ・ルペルカーリア・レガトゥス・セブンサミットも伸び悩んだ。
ドゥラメンテ産駒は気性と体質の問題に直面。目玉の一頭だったスワーヴエルメはなかなか順調に使えず、牝馬ではダノンシュネラが新馬勝ちを収めるもその後がサッパリ。今後に向けても不安の残る傾向になってしまった。
それぞれピクシーナイトにルークズネスト、タイトルホルダーと重賞勝ち馬も輩出したのだが、オーソドックスな血統からは活躍馬が出ずPOG的で当たりを引くのは今後も難しいかもしれない。

その他ノーザンF勢の不振も目についた。何といってもハープスターの全弟アークライトが期間内に勝ち上がりもならぬまま終戦。他にもレイデオロの弟アルマドラードや牝馬での上位候補だったトレデマンドも未勝利のまま。上位に指名したにもかかわらず大誤算..と頭を抱えた人も多かったのでは。

また、ソダシやメイケイエールといったシラユキヒメ一族や、ゴールドシップ産駒ユーバーレーベンなど、なかなか指名の難しい活躍馬も多数出現。このあたりを取れればめちゃくちゃカッコいいのだが。そういえばエフフォーリアだってドラフト時点では全く話題になっていなかった。

そんな中、日本ダービーを制したシャフリヤールは正統派のディープインパクト産駒。菊花賞当日の新馬戦でデビューし、いまどきの数を使わないローテが見事にハマっての戴冠。個人的にもこの馬はもちろんリストアップしていたものの、ライバル陣営に1位で取られたもんだから仕方ないです。

■ サトノレイナスしか見せ場なくフィニッシュ

個人的には前年に続き残念な結果になりました。メンバー6人中5位。15,722ポイントでフィニッシュ。

1位指名サトノレイナス(ブエナベントゥーラのハズレ指名なのはナイショだ)は期待通りの能力を発揮してくれたが、意欲の日本ダービー参戦が誤算といえば誤算だった。オークスに行っていれば高い確率で勝てていたように思う。こればかりは仕方がないが。
もう一つはチューリップ賞を使えなかったことですね。阪神ジュベナイルFが終わった時点では「ひと叩き」という話だったが、結局直行に。あそこでG2を勝てていればもう少し上位に進出できていた。

とはいえ孤軍奮闘のエースを責めるわけにはいきません。問題はアークライトとレガトゥス、それからディアマンテール..君たちだw
揃って6月デビューも誤算続き。アークライトは育成段階での褒めちぎりっぷりから入厩後のトーンダウンで察した。太めを解消するトレーニングも課されず、同じようなレースをしては負けるを繰り返すだけ。

レガトゥスも550kgのデカすぎる馬体を絞るのに苦労し、さらには出遅れと引っ掛かり癖が直らぬまま終了。OPクロッカスSでも2着に入るなど、能力は非凡なものがあると思うのだが、少なくともPOG期間内でそれを発揮することはできなかった。

下位指名枠かもブレイクがないどころか勝ち上がり馬すら出ず。ゴールドシップ産駒アヒージョケッパーも未勝利で終わったのは残念だった。グレナディアガーズやダノンザキッドもリスト入りしていたのだが、指名には至らず..

昨年の今ごろ書いた記事を振り返って答え合わせするのも楽しい。

■ 2021-22シーズン指名馬のご紹介

1位:レッドベルアーム
2位:ダンテスヴュー
3位:スタニングスター
4位:ダノンフォーナイン
5位:デイジーラック
6位:エピファニー
7位:アカデミー
8位:ベルマレット
9位:ヴァンガーズハート
10位:ウインメイフラワー

各馬に関する考察は先日の記事に記載しましたので、以下をご参照あれ。

もちろん他にも取りたい馬はいたけれど、上位は納得の顔ぶれ。昨季やとにかくワンマンチームになってしまった感が強かったので、その反省として今季は「粒ぞろい」のチーム構成になることを狙って上位は堅実なセレクトをしたつもり。
もちろん目指すは優勝ですが、こればかりは相手もあることなので..まずは20,000ポイントの大台に乗りたいですね。

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