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【競馬】サトノレイナス日本ダービー参戦が決定、「牝馬の時代」にチャレンジは実を結ぶか

桜花賞では惜しくもソダシの2着に敗れたサトノレイナス。しかしレース内容は勝ちに等しいもので、距離延長も間違いなく向きそうなタイプだけに、オークスでの逆転は可能性が高いと思っていたのだが..

「東京のレースに」(意味深

いやいや、まさか日本ダービーですか? 確かに2歳時から牡馬クラシックにも登録してると話題になってましたし、里見治オーナーも国枝栄調教師も日本ダービーはまだ勝っていない。チャンスがあるなら..なんて話はありました。

しかし桜花賞を勝ったわけではないし、ソダシへのリベンジが先でしょう..それにペパオナとしてはリスクの高い牡馬への挑戦より確実にポイント取れる方に行ってほしいんですよごにょごにょ..と複雑な思いを抱きながら動向に注目していたら、今日ついに正式に日本ダービー参戦が発表された。

おかげさまで一発で目ぇ覚めましたわw

決まったからには全力で応援あるのみ。勝てば20,000ポイントだ!とポジティブに捉えよう。

いち競馬ファンとしても、この挑戦の行方がどうなるか興味深い。皆さん御存知の通り牝馬では07年にウオッカが日本ダービーを制しているが、14年に挑んだレッドリヴェールは12着と大敗。この年は皐月賞にも牝馬バウンスシャッセが出走し11着と、牡馬の壁の厚さを改めて痛感する結果となっている。正直この年の牡馬クラシックはそこまでレベルの高いメンバーではなかったと思うのだが、どうやらそういう問題ではないらしい。

だが、今は「牝馬の時代」である。特に古馬中距離戦線で、これまでの常識では考えられなかったような強さを発揮。有馬記念だろうがジャパンCだろうが、遠慮のかけらも感じさせない強さでタイトルを総ナメにしている。

果たしてこの流れが3歳クラシックにも訪れるのだろうか。

個人的には、今もなおこの時期はまだ牡馬の方が優勢なんじゃないかと思っている。3歳春の段階では牝馬は精神的に繊細な部分が残り、調教の負荷なんかも加減されている印象。たぶんカイバ食いなんかも不安定だったりするだろう。それが歳を重ねることでメンタル面に落ち着きが出て食も進むようになると、ケイコもバリバリ乗り込まれてパワーアップ..的な。人間と一緒ですn(ry

この話も何度も書いているが、ノーザンFの牝馬は古馬になってから二回くらい大幅に馬体重を増やす傾向にある。ドーンドーンって。これが来たら本格化の合図。クロノジェネシスもリスグラシューもグランアレグリアもラッキーライラックも、みんなそう。牝馬の強さは時を経て磨き上げられていくものなんだろう。

なので「今は牝馬の方が強い」という時代の流れを今回のケースにも当てはめるのは早計。ただ、サトノレイナスの場合は馬格もしっかりしているし、レース内容もどっしりしていて折り合いに気を使っているようには見えない。馬群の中に入っても脆さを感じさせないし、全くもって無謀なチャレンジだとは思わない。

とにかく陣営の判断と執念が実を結ぶことを願うばかり。皐月賞馬エフフォーリアは強かったが、2番手以下はまだまだ混戦。チャンスはあるはず。

それに2着でも8,000ポイント入るわけだし..w

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