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【ガンバ大阪】似たもの同士の痛み分け/J1第25節:FC東京戦△0-0

一緒にすんなとFC東京さんサイドに怒られるかもしれませんけど、何か似たもの同士って感じがしましたね。各ポジションに有能な選手が揃う一方、攻守のカギを握るのはそれぞれの個のスキルに拠る部分が大きい。
それゆえ局面でのバトルは見応えがあった。ディエゴ・オリベイラと昌子のマッチアップはレベルが高かったし、一列後ろのレアンドロを自由にさせまいとボランチに入った倉田がケアに奔走していたのも印象的だった。一方でこちらの攻勢も相変わらずの少人数制で決定機をなかなか作れず。森重真人とジョアン・オマリの両CBを中心に最後まで手堅く守られてしまった。

□ 2021年8月22日:J1第25節
ガンバ大阪0-0FC東京

たぶんこういう戦いを挑まれると、うちの守備陣は強いんだと思う。危ないシーンもほとんどなかったし(終了間際だけ死んだかと思ったけど)。逆に徳島戦みたいにボール回されてグチャグチャにされるともうひとたまりもないというね。

「後ろに重い」問題は少なくとも連戦中は解決を望むまい。この試合も気温こそ少しは下がってきたものの湿度が90%という過酷なコンディション。ガンバのチーム全体走行距離も104km台で、これはかなり少ない部類に入るはず。試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、両チームの選手ほぼ全員がその場にグッタリと倒れ込むほど消耗の大きなゲームだった。

これでリーグ戦は残り2試合でひと呼吸。とはいえ横浜FC戦に続き大阪ダービー、と大事な試合が続きますし翌週はルヴァン杯でも大阪ダービーという胃もたれしそうな日程が待っている。
動けないなら動けないなりに、攻め手がなければないなりのサッカーで最大限の成果を勝ち取りましょう。


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