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【競馬】ノーザンファーム短距離界も完全制圧へ強力陣容スタンバイ/高松宮記念の見どころ

いよいよ短距離界もノーザンファームが完全制圧してしまうのか..!

これまではファインニードルやタワーオブロンドンらゴドルフィン勢を筆頭に「非ノーザン」の馬にもチャンスが残されていたスプリント路線。しかし、昨年のスプリンターズSをグランアレグリアが制し、08年のスリープレスナイト以来の優勝を果たしたように、歴史の転換期の訪れを強く感じているところだ。

高松宮記念の出走馬18頭中、ノーザンファーム生産馬が7頭。しかも、1番人気が予想されるレシステンシアにインディチャンプ、ダノンファンタジーとメンバーも強力。同系列シルクレーシングのラウダシオンも、その一角を担うといっていいだろう。
理由は色々あるだろう。たまたま短距離に適性のある馬が多く揃っただけかもしれないし、本来なら海外に矛先を向けるような馬がコロナの影響で国内に専念せざるを得ないなどの事情も考えられる。おかげで例年に比べても随分メンバーが揃ったようにも感じる。
ただ、もしかしたらもう中距離路線でやることないからそろそろ短距離もシメにいくかという意気込みの現れかもしれない。だとすれば他陣営からすれば脅威でしかない。せめて短距離とダート路線くらいはそっとしておいてくれよと言いたくなるところだろうが..w

中でもレシステンシアの充実ぶりは目を見張るものがある。坂路をスイスイと駆け上がり、楽々ラスト1F11秒台をマーク。それでいて馬体重は前走よりさらにプラス。阪急杯で大幅に馬体を増やしてきたのを見て「ノーザン牝馬の増量曲線に乗った」と本格化を確信したが、いよいよ手がつけられないところまで来た。
初めての1200mに、武豊の負傷で浜中俊への乗り替わりと未知数な要素もあるが、そんなことは全くお構いなしに強い競馬を見せてくれるはずだ。

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