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【競馬】「令和のダービーハンター」福永祐一がレッドベルアームを絶賛

ジョッキーが名馬と出会うことによって得られる財産は様々だ。ビッグレースの雰囲気を肌で感じられること、実績が認められてまた新たな出会いがもたらされること。そして、「どんな馬がタイトルに相応しいかを知ること」。

18年にワグネリアンで悲願の日本ダービー制覇を成し遂げた福永祐一が、それまで無縁の栄冠だったとは信じられないような勢いで勝ちを重ねられたのも、それらの要素が見事に絡み合ってのことだろう。圧倒的人気馬コントレイルを冷静に勝利へと導けたのは、一度勝った経験が過剰なプレッシャーからの開放をもたらしたから。他にもお手馬が重なりそうになりながらもシャフリヤールの主戦を譲らなかったのは、「この馬なら勝てる」という手応えを早々とつかめていたから。

こうして「令和のダービーハンター」となった彼が絶賛するのが、デビュー前の調教を重ねているレッドベルアーム。シャフリヤールと同じ藤原英昭厩舎の管理馬である。兄レッドベルジュール・レッドベルオーブがともにデイリー杯2歳Sを制すなど近年を代表する「安心と信頼の」血統で、ついでに我がPOGドライチでもあるw

すでに何度か追い切りでも手綱は取っていたが、本格的に時計を出し始めた先週から「馬っぷりがいい」と好評価。そしてさらにそのトーンが上がったのが、本日の追い切り後のことだったという。

そして、次の時間帯に騎乗したのがレッドベルアーム(牡、父ハーツクライ、母レッドファンタジア)です。こちらはしっかりと負荷をかけたようなんですが、福永Jの感触が本当によかった。「やっぱり動く。能力を感じますね。こっちの方が距離はもちそう」と兄のレッドベルジュール、レッドベルオーブと比較したうえで、「ダービー出れるわ」と笑顔。今日の動きにかなりの手応えを深めたようです。しかし、このお母さんは本当に次々といい馬を出してきます。「乗りやすいし、スケールを感じますね」とのこと。

■ 偉大な牝系(スポーツ報知ブログ)

早くも来年の大舞台を意識したコメントが飛び出すほどの絶賛ぶり。これはコマンドラインのルメールが「予約します」と言っていたのに対抗したと見てよろしいかw

時計は[69.3-52.8-38.3-11.6]でまだ終い重点といった印象だが、やはりラストを11秒台半ばで締めてくれると非常に安心感が出てくる。何より出資者の方々はホッとされたでしょうね、これだけの良血ですから期待も大きい。

注目のデビュー戦はまだ未定。個人的にはそこまで急がなくてもいいと思っているのだが、状況的に来週の芝1800mも視野に入ってきそうな気配。というのも当初は同厩舎のチェルノボーグがそこを使う予定が、なかなか時計が詰まってこないため予定が白紙に。ならばレッドベルアームがそこを使いましょうかという話になるかも..という展開。
うーむ、先日から話題になっている通りここは他にも評判馬が多数出走してきているだけに、新馬戦からわざわざ強敵にぶつけていく必要もないんじゃ..より勝算の高いところを選んでくれればいいなと思ってるんですけどね。

いずれにせよ楽しみが一気に膨らんできました。さすがはレッドファンタジアの血、頼りになります。

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