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【ガンバ大阪】暦の上では秋ですが/J1第23節:徳島戦●1-2

残留争いはまだまだ熱を帯びる一方ですね。試合前までの勝点差が「6」と順位の近かった徳島に完敗。今季ここまで下位同士の戦いは手堅く拾ってきたのですが..

□ 2021年8月9日:J1第23節
徳島ヴォルティス2-1ガンバ大阪

「4-3-1-2」で臨んだマリノス戦がなかなかの内容で、継続も一つの選択肢にはあったと思うのですが再び3バックへ。後ろの人員を割く分、流動性にはどうしても欠けるシステムだけに粘り強く戦うのが必須条件だったわけですが..

それだけに2失点がとにかく痛恨。せめて0-1でハーフタイムを迎えられればその後の展開も違ってきたように思うが、前半終了間際に許した追加点が悔やまれてならない。あっさり左サイドを攻略され、クロスの処理を奥野が誤ると、昌子も判断を迷ってクリアできずにズコーン。個の踏ん張りが生命線のチームにおいて軽いプレーが続発してしまうとダメージが大きい。

かたや地獄の連戦中、かたや中断明け初戦とコンディション面での差も歴然だっただけに、結果的にドローでもOKな情勢だったわけですよ。そういう意識がチームにあったかどうか。19年の夏も同じようにチーム状態が良くない中、粘り強く1ポイントずつ積み重ねていったことが生存につながったことを忘れてはならない(後半ロスタイムに追いつかれる惨劇をくり返した苦い記憶とともに

とまあ苦言を呈しまくったわけですが、それでもリーグ戦再開から未消化分の試合を半泣き状態でこなし続けての8試合を4勝4敗で踏みとどまっているのはめちゃくちゃ優秀だということも強調しておきたい。とっくに決壊しててもおかしくない殺人的なスケジュールですからねこれ。

だからこそ、彼らの努力が水の泡にはなってほしくない。

次の清水戦でひとまずリーグ戦は9連戦でひと休み。天皇杯はほぼフルターンオーバーでいいでしょう。同じく勝点の近い相手とのアウェイゲーム。気力を振り絞って、目の前のミッションを遂行してほしい。

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