【競馬】ガッカリなニュースだが切り替えていこう／2月20日（土）の見どころ：ダイヤモンドS・京都牝馬Sほか

持続化給付金の不正受給は残念な話ですね。何が一番ガッカリって「みんながやってるから大丈夫だと思って」みたいな情けない集団心理によってどんどん広まっていってしまったことです。自分で善悪を考えることを放棄した結果がこれ。せっかく関係者が一丸となって2020年を完走できたというのに、その努力をフイにするような話で本当に(´・ω・｀)ｼｮﾎﾞｰﾝですわ。
そして「黒幕」とやらも特定されつつある状況。どんな決着を迎えるのでしょうか..

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せっかく今週はフェブラリーSも含め4重賞とにぎやかな雰囲気だというのに、すっかり水を差された気分。どうにか切り替えていきましょう。

■ ダイヤモンドS／強いステイヤーの見せ場、9歳パフォーマプロミスに期待

ハンデ戦のG3ながらも近年の勝ち馬を見るとユーキャンスマイルにフェイムゲーム、アルバートやアドマイヤラクティなど、G1でも好走できるような名うてのステイヤーたちが貫禄を示してくれるレースだと基本的には思っている。昨年のミライヘノツバサみたいな超伏兵の激走もあるが、多少ハンデは重くても実績馬がいれば信用していいのでは。

そこでトップハンデ57.5kgのパフォーマプロミス。これまでの重賞勝ち鞍は2000～2500mでこのレースは初参戦となるが、一昨年春の天皇賞で3着に入るなど長丁場もこなせる素地はある。長期休養明けで鳴尾記念を制するなどG3ならまだまだやれるはず。ミルコもこのへんで存在感を見せてほしい。

これから上昇カーブを描いていくのはオーソリティ。こちらは距離に対する裏付けに乏しいのが不安材料だが、昨年のアルゼンチン共和国杯が完勝でG2G3ならレベルの違いを見せる可能性も。重賞勝ちの実績があるメイショウテンゲンは昨年の2着馬。上がり勝負だとこの距離でもつらいので、消耗戦になれば底力を発揮するだろう。

あとはルメールのポンデザール。このレースで牝馬の勝利というのは記憶にないのだが、勝てばもしかして史上初？ 昔メジロサンドラというズブかわいい牝馬が出ていたのは覚えているけどｗ
日経新春杯でアッと言わせたミスマンマミーアや、思い切って条件を変更してきたサトノガーネットの参戦も見もの。サトノガーネットは確か引退ですよねここで。坂井瑠星が大変お世話になりました。

万葉Sを勝って臨むナムラドノヴァン、上昇気配のヒュミドール、距離延長が合いそうなグロンディオーズにスタミナ自慢のボスジラなど、伏兵もどんどん名前が挙がるメンバー構成。どうなることやら。

■ 京都牝馬S／先手必勝の馬場、酒井学のイベリスにチャンス到来

先手必勝。先週の馬場から考えても、基本的には先行インコース有利。共倒れが怖いが、最内のカリオストロが行くのを見ながら進めるイベリスがこのチャンスを活かしそうだ。酒井学なら思い切った競馬で力を出し切ってくれるはず。

2番手争いは横一線。ちょっとした位置取りやコース選択でガラリと着順が変わりそう。この中では休み明けのターコイズSを叩いてきたシャインガーネットが展開に注文がつかないタイプで買いやすい。あとは引退直前に重賞参戦までこぎつけたリリーバレロ。今の充実ぶりなら通用する可能性は十分。アマルフィコーストとリバティハイツはいつも同じような条件に出てきて全く見分けがつかないが、どちらも激走注意。ギルデッドミラーは近2走が大敗続きだが、地力はあるだけにキッカケひとつで変わる。
あとはアイラブテーラー。淀短距離Sはシャレにならないレベルの出遅れだったが、能力はあるだけに扱いが非常に難しい。ノーマークというわけにもいかないですよね..

■ その他のレース

明日はゴールドシップ産駒の参観が忙しくなりそう。阪神6Rは毎度おなじみヴェローチェオロが出走。まさかの初ダートである。決して芝でも通用しないわけではないのだが掲示板芸人っぷりが板につくばかりで、ここで新しい可能性を試してみるのはアリかと。頭数も少ないので砂を被らず立ち回れれば。
続いて東京9Rフリージア賞のスウィートブルーム。若竹賞は久々ながらも2着と現級に手応えを残せる結果だったが、馬場が味方した可能性も。明日はパンパンの良馬場。アンダープロットやレッドジェネシス、カレンレベンティスら粒ぞろいの牡馬相手に、この条件でどれだけ走れるかで今後も決まってくる。

団野大成が阪神7Rでリアンティサージュに騎乗。平場戦とはいえノーザンFの人気馬に乗れるあたり流れを完全につかんでる感ある。京都牝馬Sでも同じ須貝尚介厩舎でシルクのブランノワールが回ってきたし。一気にブレイクの春となるか。

POG案件では東京でディアマンテールとミッキーセサミ。まだ未勝利の子たちですが少しでも先に楽しみが待ってたらいいですね..

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それでは明日もよい競馬を。僕はゼロックス杯のんびり見ながら過ごしましょうか。