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【ガンバ大阪】絶望とか失望とか/J1第2節:鹿島戦●0-1

福岡戦・神戸戦と徐々にではあるが形になりつつあった何かがフッと消え失せたような絶望感と、抗う素振りすら見せず力なく敗れた姿に対する失望感と。色々とダメージの大きい一戦だった。

□ 2021年7月24日:J1第2節
ガンバ大阪0-1鹿島アントラーズ

部分的にメンバーを入れ替えながらの運用とはいえ、真夏の連戦はキツい。本来のポジションとは異なる配置となる選手だっている。本来のパフォーマンスを発揮するのは難しかったかもしれない。

ただ、まだ3試合ですよ..?

天皇杯を除いたとしてもまだ6試合も連戦が残っている状況下で、もうガス欠を起こしてるようではどうしようもない。故障者も多く打てる手が限られているのだとしても、もっと大胆にターンオーバーを敢行するなど、戦略面で工夫を凝らすことはできるはずだ。

本当に、何もできないままの完敗だった。

ヨングォン不在、奥野の右サイド起用が影響したかとにかくボールが回らない。後ろが重く前線は孤立し、ペレイラは完全に気持ちが切れてしまっているという最悪の状況で時間だけが流れていった。ハーフタイムには昌子と矢島がバチバチやり合ったらしいが、それでも全く改善の兆しすら見えず。

後半になるとますますボールタッチでのミスも目立ち始めピンチが増えると、72分にほんの少しの綻びを突かれ失点。いかにこの1点が重くのしかかったかは、ここまでの内容を見ていれば察することができただろう。事実上の「トドメ」だった。

失点の場面も悔いが残る。

ロングボールの処理に出た昌子がDFラインの一つ前にいて、そこに五分のボールが転がってきたのでタックルに出たら交わされてしまったことでマークにギャップが発生。
大外の小野瀬が絞っていればフリーで飛び出されることもなかったし、前を向かれた瞬間に近くにいた山本?が挟みにかかっていればパスを許さなかったかも。

詳細は「GambaEcho」さんの記事で解説されているのでそちらをどうぞ。画像つきでわかりやすいです。

「チャレンジ&カバー」は守備の基本だが、人任せの積み重ねが痛恨の失点を生んでしまった。



見ていて本当につらくて悲しい試合だった。でも、しんどい時期を共有するのもサポの務めなら、長くその競技やチームに携わる醍醐味だとも思ってます。近年はそんなマインドばかりですけど。

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