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【競馬コラム】大物は見えざるところに潜む

ハーツコンチェルト強え~。

日曜中京の2000m戦で8馬身差の圧勝。中団やや後方からの追走から早めにポジションを押し上げ、直線では後続を引き離すワンサイド勝ち。上がり3F33.9秒は次位より1.6秒も速いずば抜けた数字で、大物誕生を予感させるには十分なパフォーマンスだった。

恥ずかしながらPOGドラフト段階では全くのノーマーク。入厩してからいい動きを見せていたというのも知らなかった。ハーツクライ×アンブライドルズソングといえばスワーヴリチャードでおなじみの組み合わせ。まあ昨年レッドベルアームがこの配合で期待されたんですが以下略。
マスコミもさあ、誰でも知ってる良血馬をチヤホヤ取り上げるよりさあ、こういう馬をもっと週ナカから話題にしてほしいよね。

などとボヤいてたらちゃんとスポニチさんは記事にしてましたw もし他の媒体でも事前に取り上げられてたらゴメンナサイ。

ところで。この馬の姉ナスノシンフォニーはその名のとおり由緒正しき栃木県の那須野牧場の生産馬。外国産馬の母ナスノシベリウスも現役時代は那須野牧場の名義で走った。しかしハーツコンチェルトの生産者を見てみると新冠町のハシモトファームとなっている。
何か事情があるのかなと少しだけ調べているうちに、ある事実を知った。那須野牧場って河野洋平氏とか河野太郎氏を輩出した河野一族が経営されてるんですね..下河辺牧場がオザケン一族とか、この世界はこんな感じなんですか?名家は何でもできちゃうんですか??

ついでに馬主のグリーンファームも那須野牧場が運営しているクラブ法人だということも今頃になって知るなど。いやー、知らんかった。だって結構いろいろな牧場の生産馬を持ってるじゃないですか。まさかそんなつながりになっていたなんて。中央競馬だけでもまだまだ知らないことばかりである。

さて、すっかり話が脱線してしまったが、次走は東スポ杯2歳Sを視野に入れているとのこと。すでにダノンザタイガーやフェイトの参戦が予定されているところに、また一頭強力な素質馬が殴り込みをかけることになりそう。楽しみ。

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