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10月初旬も実はステキな、都立殿ヶ谷戸庭園。

国分寺へ、UNIQLO Uのパデットコートを買いに行きました。まだ半袖の暑さだというのに、ダークグレーはなんとラストの一点でした。
季節はゆっくりでも少しずつ進んでいて、いいなと思う時節は、コートが売り切れるようにあっという間です。
シルバーウィークに見頃の都立殿ヶ谷戸庭園の萩のトンネルも、今日行かなければもう来週は散ってしまうかもしれません。
それに、明るいとうっかりしてしまいますが、庭園は16時半で閉まってしまうのです。
なので、思い出してすぐ急いで、国分寺駅南口の庭園に向かいました。

券売所前で迎えてくれる酔芙蓉です。
太陽の紫外線を浴びると酔っ払ったように紅くなっていくから酔芙蓉。
樹木希林さんの映画「命みじかし、恋せよ乙女」の中で象徴的に出てきましたね。

鮮やかな芝の緑、松や紅葉の緑が疲れていた目を洗って、ゆっくり染み込んでいくみたいです。
これから季節が進むと、少しずつ絢爛な錦の世界になっていくので、今年最後の爽やかな緑かもしれません。

萩のトンネル。良かった、間に合いました!
小さい萩の花がふわふわ揺れて、蝶が舞っていました。植物のトンネルがとにかく好きなので気持ちが上がります。
盛りは過ぎていたもののまだ綺麗でした。今週中ぐらいでしょうか。

ぐるっと下りながら庭を巡り、国分寺崖線(ハケ)をそのまま活かした崖の底にある湧水の池を周り、また石段を登って崖を上り、見晴らしの良い紅葉亭へ。

先程廻った池と中島を見下ろしています。中島に咲いているのは秋の七草の藤袴でしょうか。

もみじの紅葉🍁は来月11月から進んで行きますが、今はまだ色付きの気配はありません。

紅葉亭の裏口です。昭和初期の岩崎家別荘のお茶室です。お茶会をする方はこちらからも出入りできます。

青花藤袴が群生していました。
これは和花ではなく北アメリカのコノクリニウムかもしれません。

ススキとオミナエシ。ここは、秋の七草エリアです。

サンザシの実が、まるでリンゴのように紅く成ってました。山査子は、漢方の胃腸薬やフルーツとしても美容に良いらしいですね。
こちらの庭園は都立の文化財なので、もちろん採ってはダメです。


気温や湿度がちょうど良くて、空いているからのんびり、時間をかけて鳥の囀りの中でリフレッシュできました。
紅葉した時だけおいでになる方がとても多いのですが、その前の静かなお庭も良いですよ。
入園料は、お一人150円です。
東京都立殿ヶ谷戸庭園ホームページ

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