ハケの森から出るウエサク満月

一昨日は、5月の満月でした。
「ウエサク」という特別な満月なのだそうです。
今年初めて京都鞍馬寺などで行われる、月光を浴びて祈ると願いが叶うという行事の話を聴きました。
半信半疑でしたが、なんだか窓の向こうが妙に明るい気がして外に出てみました。

東のハケの森の上に出ていた月は、流れる雲に巻かれていました。
それでも雲間に漏れて光り輝いているのがわかります。
ドキドキしました。

早送りのように雲が形を変えて流れて行ってくれて、ついに姿を現しました。

ものすごく強い光でした。
いつもの満月とは何かが違う！

澄んだエネルギー、照射のエネルギーを感じたのは初めてです。
柔らかく静かに燦燦と降り注ぐ光のシャワー。
痛くない冷たくない、優しい滝に打たれるような感じでした。

ただ佇んで月と向き合っていただけなのに、不思議なことに、
いつも心に引っかかっていた悩みや悲しいできごとの痛みがだんだん小さくなっていくのがわかりました。

月光のエネルギー

潮の満ち干をもたらし、開花や産卵や出産の自然なタイミングにも影響を与えます。
私たち人間も水に満たされているし、女性は特に。満月に影響されるのは当然かもしれません。

月光浴の効用、セロトニンがたくさん分泌されたのかもしれません。科学的なこともありますが…

もっと神聖な、神秘の力を感じずにはいられませんでした。

すっかり清々しくなったところで
叶えたい私の願いは？

つらい思いをする人が楽になり、穏やかに平和な世の中になりますように。

身近な人と自分自身を大切に愛そう。