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きれいな丸い孔の情報【埴輪紹介所その119】

底に孔があけられているのがよくわかる、うまい展示。

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きれいな丸い孔。焼く前にあけたということになる。

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角度によっては底部が花のよう。
まさかこれも計算か? まさか。

口縁はくっきりとした二重口縁。

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埴輪黎明期の埴輪。

奈良県桜井市の箸墓古墳(倭迹迹日百襲姫命大市墓(やまとととひももそひめのみこと おおいちのはか))出土の壺形埴輪。高さ45.0㎝、口径33.7㎝。前方部頂上に直接置かれていたらしい。
後方部からは突帯三条の壺形埴輪が出土しているようだが未見。見たい。

所蔵は宮内庁。

撮影は『発掘された日本列島2013』での宮内庁共催展示『陵墓の埴輪』にて。

ちなみに、これに続く時代の壺形埴輪はこちら。

またね。

お読みいただきありがとうございます。サポートいただきましたら、埴輪活動に役立てたいと思います。