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新2年生必見!飛田ゼミ生にいろいろ聞いてみた2022~ななさん編~

はじめに

こんにちは!高橋序鯉です。

今回は、飛田ゼミ9期生のななさんにインタビューさせていただきました!飛田ゼミのゼミ面談期間は終了しましたが、ゼミについてもっと知りたい!という方に見てもらいたい記事になっています。

飛田ゼミでは、3年生から「社会課題をビジネスで解決する」というプロジェクトを行っています。
ななさんは女性向け医療プロジェクトのプロジェクトリーダーをしていて、現在も活動を行っています。このインタビューでは、プロジェクトの目的や活動していく中で感じた難しさについて語っていただきました!

ぜひ最後までご一読ください。

インタビュー

‐まず、自己紹介をお願いします!

ななさん「商学部経営学科4年の谷口奈々(たにぐちなな)です!
出身は鹿児島県で、趣味は温泉に入ることです♨温泉はリラックスできるのと、他のお客さんと他愛もない話ができるのが好きです。よろしくね!」

‐よろしくお願いします!

プロジェクトメンバーの3人です🍒
(右からななさん、さやかさん、ゆうかさん)

-さっそく質問ですが、女性向け医療プロジェクトを立ち上げるきっかけは何だったんですか?

ななさん「ゼロマチクリニックの産婦人科医の古賀さんから飛田先生に、若い女性の健康意識改善の依頼があったのがきっかけだよ!
何でこの依頼があったかというと、HPVワクチン接種率の低さや低用量ピルの潜在患者の多さが一因となって、気付いたときには婦人系の病気が進んでいる事例が多いみたい。だから、若い女性の健康意識を改善することが大事になるんよね。」

‐そんな課題があるんですね!ななさんはどうしてこのプロジェクトに参加しようと思ったのですか?

ななさん「まず私は女性で、こういう問題は当人である女性が声を上げて動いていくべきだなって思ったからかな。私自身生理に対して恥ずかしいとか生理なんかなければよかったのにって思うことがあって。。
それでネガティブな気持ちになったり、無意識にタブー視したりしていたところがあると思うんだよね。だから意識を変えて、そういう気持ちがなくなったらいいなっていう漠然な気持ちがあって、参加してみようって思ったね。

‐ななさん自身も課題に感じていたところがあったんですね。
では、このプロジェクトの目的は女性の健康意識改善ということでしょうか?

ななさん「そうだね!それと正しい知識を広めたり、受診すべき人が受診しやすい環境を提供したりすることで、生理に関する社会的不利益の解決を目指してるよ。
産婦人科に行ったことない人は、何されるか分からないし一人で行くのは怖いと思う人もいるんだよね。だから今は、受診をしやすくすることと、受診する機会を通して自分の健康にもっと敏感になってもらうための手段の一つとして、高校の保健室でのオンライン診療導入に向けて動いてる!」

‐たしかにオンラインだとハードルが下がって受診しやすそうですね!具体的にプロジェクトはどう進んでいったんですか?

ななさん「まず、古賀さんに医者という専門の立場から、受診の必要性や低用量ピルの有用性について話を聞かせてもらった!その後に女性の健康意識改善のために私たちは何ができるのかアイデアを出して、それに対するアドバイスをもらったよ~。だけど、アイデアが出る前は何をどうしたらいいか分からないし、自分の中から出てくるアイデアがどれもありきたりのことなように感じて、いまいちピンとこなかったんだよね。そのときは、斬新で新しいアイデアを出さないと現状が変わらないって思い込んでしまってたから、そこに行きつくまでがすごく難しかったね。」

‐アイデアをもとに次の行動を決めるので、慎重に考えたいですよね!だからこそ焦ったり躓いてしまうこともあると思います。

ななさん「ほんとそうなんだよね。」

-古賀さんにはどんなアドバイスをもらったんですか?

ななさん「最初は性教育に関する講演を考えていたんだけど、それだけだと具体的な行動に繋がりにくいっていうアドバイスを受けて、受診すべき人が受診するための環境づくりと、受診のハードルを下げることに焦点を当てて動き出したね。それで高校でのオンライン診療に行きついた!」

-その後はどう動きだしたんですか?

ななさん「アイデアか固まってからは、そのアイデアに納得して導入してもらうためにはどういう情報と根拠を示したらいいのかを考える必要があったんだよね。
保健室の先生は薬を提供したらだめだから、どこまでが医療行為に当たるのか線引きも必要だったし、学校にお金を持ってきたら盗難のトラブルが発生する可能性もあるから、そういう起こりうる問題を挙げていって、それに対する対処方法を考えたね。」

‐意義の提示だけじゃなくてリスク対策も必要だったんですね!納得してもらうためにどういう方法をとったんですか?

ななさん「オンライン診療導入の意義や、実際にこういうことに困っている人がいますよっていう根拠を示すために、まずは自分たちの周りの女子約130人にアンケートを取って、データを集めた!そのアンケートをもとにアイデアを修正・改善もしたよ。実情を知ることで改善点も見つかるから、アンケートはやって良かったと思う!次は、女子高生にもアンケートとりたいなって思っているよ。」

‐やはり実際に困っている人の声を聞くのは大事なんですね!今後のプロジェクトの計画について教えてください!

ななさん「今年中に、試験的でも短期間でも導入できたらいいなって思ってる!あとは、もしサービスがいい風に進んでいったら、他の高校でも導入できたらいいなと思ってるよ。」

-最後になりますが、プロジェクトを通して学んだことや気づいたことについて 聞かせて下さい!

ななさん「挑戦したり、周りの意見を素直に受け止めたりすることの大切さを学んだ!素直に指摘や意見を受け入れてそれを直すことができたら、絶対成長に繋がるしすごく大事なことだと思ったね。
あとは、他の大学とインゼミをしたときや就活の面接でこのプロジェクトについて話す機会があったんだけど、そのときに『君たちがやってることはすごく面白いことだと思う』『意味のあることだから頑張ってほしいと思うよ』って言ってもらえたんだよね。
だから、私がプロジェクトを始めるときに考えていたよりも、もしかしたらすごく社会的に意味のあることをしているんじゃないかなって思うし、やってきたことが社会に認められることがびっくりした!それにすごいやりがいを感じるし、挑戦してよかったなと思う!」

-ななさん、インタビューを受けて下さりありがとうございました!!

おわりに

いかがでしたか?

今回は、飛田ゼミ9期生のななさんにインタビューさせていただきました。プロジェクトの目指すところや、活動していく中で得られた気づきについて知ることができましたね👍
自分が身近に感じている課題をそのままにせず、向き合って変えていこうとする姿勢がとても印象的でした!!

最後までご一読いただきありがとうございました!

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