移動販売車自作物語

「いどはどドーナッツ」というお店が函館山ふもとにオープンして3年目。

人気店への道のりは遥か遠く、というより

「この道、大丈夫?」的な不安に襲われる日々の中、見いだした作戦がコレ。

「移動販売」部門やっちゃう~?

以下の記事はエキサイトブログより引っ越してきました。初投稿はコピペ!?ゴメン🙇💦💦

「いどはど」とはつまり、「移動販売車」がある種の「波動」を撒き散らす、の意味(ウソペディアより)。
いどはどドーナッツが今の大町電停近くにお店をオープンして一年が過ぎました。
大町という函館中心部から離れた場所にもかかわらず、
インスタグラム等のネット情報をキャッチされたお客様で
店内はいつも大にぎわい・・・(を夢みています)

さあ、店舗の大工事は上手くいった。函館100年の歴史が染み込んだ古材を店内随所に使用し、壁はすべて漆喰仕上げ。
店主いずみさんもそこそこ満足。手作り雑貨も映える映える!?

いよいよ本来の「いどはど」、つまり移動販売車に着手する時期がやってきました。
いどはど号はすでに移動販売車として東京で登録済だし、ここ函館にやって来てからも何度かイベント等で出動もしています。
がしかし、なにしろやっつけ仕事で作った車。随所にチープ感が満載、なんとかしたいという日頃の妄想をここ2週間、朝から晩まで移動販売車リニューアル製作に更けさせていただいておりました。
4月20日現在の進捗状況と、今後の移動販売のスタイルなんかも合わせてつれづれしようかなぁと思います。

リニューアルその1「窓口は引戸にこだわりご対面~」

お客様とのやりとりは、従来通り左側スライドドアを開けて。
そこにもうひとつスライドの窓を創設。
日本家屋の奥ゆかしさを窓枠に感じていただきたいと。(汗)


リニューアルその2「雨よけ屋根はコレもスライド式で」

従来の方式は、屋根の骨組みがバタンッ!と被さる、極めて安直にして複雑、奇抜にして滑稽、画期的にして・・・誰も真似しない。そして雨に弱い!(サイテーです)
これをどうにかしたい。で、妄想その2がコレ、スライド収納式の屋根。製作中の何日間は雨が降っていたので、コイツの雨に対する機能性は確証済。上手くいったわ~✌️

リニューアルその3「シンクをステンレスに」

ふつう、プラスチックの工具箱に穴を開けてシンクにしている人なんて、基本いません。
安上がりを、そして手元にある材料で、(つまり金かけない)がコンセプトであったので、それでもこのプラ工具箱はわざわざ買ったかなあ?
移動販売車の狭い室内で、シンクはスペースを取ります。それなりのコンパクトサイズのシンクは、おそらく移動販売車専用のものが販売されているのでしょうが、オレは自家製にこだわります。
ステンレス製のシンクに適した大きさのトレーを中古品で購入。(1個¥1400。高くネッ!?)

コレに排水口の穴を空ける。これがユルくないンだわ~(汗)
排水口の穴のサイズにピッタリのホールソーでもあれば話は早いが、なにしろ限られた道具設備をフル活用!というセコいオレなのだからどうするか?

先ずはグラインダーで狙いを定めて削る。穴のサイズを越えないように慎重かつ丁寧に。

どうにかこうにか空いた穴を、今度は電動ドリルに砥石を装着、ひたすら削ります。まあるくまぁるく。

この穴、ひとつ空けるのに費やした時間、およそ1時間。
ユルくないわ~。こういう時に使いますねー、函館弁。

穴のサイズはピッタリでないと、排水が漏れるんでね。ここは「ユルさ」とか「味わい」とか無関係。キッチリ職人技が要求されました。

まー、このステンレスの穴空け作業が、今回の未知なる大きな不安工程であったので、この作業が成功した時点でオレは大きな安堵に包まれ、と同時に今回のいどはど号リニューアル工事の大成功も確信できるのでありました。
その他の細かい造作も楽しくって楽しくって、ジプシー音楽を流しながらノリノリでやっていると、
「ちっとも進んでないじゃないの!」という店主いずみさんの叱咤激怒苦情文句に、今、少ぉ~し冷静になっているところです(汗)
移動販売車の初仕事は今月中にやりたいですね~(^o^)/

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