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イスラエルが休戦交渉再開を検討!恒久停戦拒否!ハマス譲歩が条件!

イスラエルメディアは11日、イスラエル政府がパレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスとの休戦交渉を再開することを検討していると報じた。ただし、ハマスが今月6日に提示した休戦案からさらに譲歩することが条件だという。

ハマスの休戦案は、45日間ずつ3段階の休戦を実施する内容。ハマスが拘束している人質を順次解放する代わりに、イスラエルに対し、終身刑で服役中の囚人を含むパレスチナ人1500人の釈放を要求している。また最終的に、恒久的な停戦やイスラエル軍のガザ地区からの撤退などを求めている。

複数のメディアによると、イスラエル側は釈放するパレスチナ人の数を減らすことや恒久的な停戦について合意に書き込まないことを要求。軍のガザ地区からの撤退も認めないが、軍を住宅密集地から撤退させることは受け入れるという。

米国と仲介国のカタール、エジプトの当局者は13日にカイロで休戦交渉を再開する予定で、ハマス側に妥協の姿勢が見られれば、イスラエルも交渉に参加するという。(抜粋おわり)

https://news.yahoo.co.jp/articles/4984ccc118472cac39826523bc792b462544c603

ラファへの侵攻が始まった場合、ハマスは人質解放は「失敗に終わる」と述べ、暗に人質の殺害を示唆したという。これでイスラエルとの交渉は、最初から平等でないということが分かる。喉元に刃を突き付けて脅され、条件は命と引き換えにされている。イスラエルは、人質の交換に成功して、はじめて立場がゼロからのスタートになれる。

イスラエルにとっては、ずっと人質問題を背負い不利な状態での戦闘だったはず…。現実に遺体となってしまった人質もいた。そういうリスクを背負いながらの交渉だっただろう。しかし、西側諸国も余りにガザ地区の死者が多いためジェノサイドだとして、イスラエルは名指しで警告を受けているなかでの戦いであり、停戦交渉となっていた。