見出し画像

居直った日本、強制動員被害者の供託金受け取りに韓国大使呼び抗議

2/22(木) 7:24配信

損害賠償訴訟で勝訴した強制動員被害者側が、裁判結果を履行しなかった日本企業が預けた供託金を正当に受け取ったことと関連し、日本政府が駐日韓国大使を呼んで抗議した。

林芳正官房長官は21日の定例記者会見で、日立造船の供託金が強制動員被害者に支給されたことについて、「岡野正敬外務次官がこの日、ユン・ドクミン駐日韓国大使を呼び出した」と明らかにした。岡野事務次官はユン大使に「韓日請求権協定に明らかに反する判決に基づき、日本企業に不当な不利益を負わせるもので、極めて遺憾だ」と抗議した。

強制動員被害者のL氏の遺族は前日、日本の日立造船が2019年にソウル高裁に預けた保証供託金6千万ウォン(約675万円)を受け取ったと明らかにした。昨年12月、最高裁で最終勝訴した被害者側は、その後関連手続きを踏んで供託金を確保した。これは強制動員被害者が日本企業の金を賠償金名目で受け取った初めての事例であり、日本政府がユン大使を呼び敏感に反応したのもそのためだ。日本政府は1965年の韓日請求権協定で強制動員賠償問題などはすでに解決済みだと主張してきた。林長官は前日の記者会見でも、強制動員の被害者側が裁判所から供託金を受け取ったことをについて、「極めて遺憾だ」としたうえで、「厳重な抗議の意を韓国政府に対してしかるべく伝達する考えだ」と述べた。ハンギョレ新聞 東京/キム・ソヨン特派員
(抜粋おわり)

https://news.yahoo.co.jp/articles/07c8c0baeefabbf111a4be3545d3a724a75abf59