僕が格安回転寿司に行かなくなった理由


※企業も疲弊してるんだろうなー、支持されるサービス=ひたすら安いって風潮が変わればいいよねーって話です※

正確に言うと「特定の格安回転寿司に行かなくなった理由」です。

今話題になってるデジタルタトゥーとか、「安い店は安いなりの客しかいないから〜」とかそんな話とは関係ないんだけど。

回転寿司ってさ、安いとこはほんとに安いよな。一時期79円とか見た記憶ある。

昨今の物価上昇、人件費上昇の中格安サービスを維持している企業には頭が下がります。

"維持できている企業"に対しては、素直にそう思う。

格安回転寿司といえば大手のチェーンが複数存在しますけども、ある100円回転寿司店で「ネタがシャリから落ちて届く」「シャリがL字に曲がっている」という体験を複数回してしまって、そこにはもう行かないことにしちゃったんですよね。
(一回目のときは「忙しいのかもな〜」と気にしないことにしたんですけども、2回目3回目と続くとね…)

要するにすしを食べに来ているのにすしでなく「ネタ&歪んだシャリがひとつのさらに一緒に乗ったもの」を提供されていて「寿司の形を成してないぞ…!?」と感じてしまったからなのですが。

「100円以下にするために人や設備その他のコストを削った結果"すし"の形を成せないサービスを提供する」ことになっているなら100円以下で出すのをやめた方がいいのでは…
客は微妙な気持ちになるし、お店の現場はそれはもう疲弊していることだろうし…

という話を知人にしたところ、「たかが100円寿司に何言ってくれちゃってんの?」と言われたことは未だに納得してない。

50円だろうが100円だろうが「お寿司を提供します」と営業してるなら最低限寿司の形を取り繕ったものを出すのは店と客との大前提の約束ではなかろうか。

100円に抑えるために人や設備を削った結果そうなのであれば、それはその企業が「100円寿司」という業態を維持する力がないということではないのか。

100円を120円なりにするとかして人や設備に金を回してちゃんと「すしのようなもの」を提供すべきではないのか。

100円じゃ経営できない、ということなら100円すし戦線からは撤退したほうが良いのではないか。

等等、余計なことを考えている。

その店がたまたまそう、ということもあり得るだろうし、一度始めた商売を「儲からないからやめまーす」と簡単にやめれるものでもないのはわかるんだけども。

結局僕たちが安ければ安いだけいい、という感覚ばかりでしばらくずっとやってきてしまったせいなのかな、とは思いつつも、知人の言葉はやはり腑に落ちない。

ちなみにSNSに軽率に反社会的行為を投稿してしまうバイトテロ的なものを象徴する「バカッター」なる言葉が流行語大賞に入っていたのは2013年のことらしく、そんな話が出てきてからもう10年もたつの…?と軽く驚きました。

1000万円以上の損害請求があった事例もあるようだから皆さんくれぐれもその場のノリでの軽率な行動は控えようね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?