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グルワイ S++攻略記事その3 ouroVoros


概要

Team GrimoireによるBMS楽曲。グルコス2つ目のウロボロス曲である。時計にⅩⅢ(13)が出てくるBGAが印象的。グルコスのAC-HARD譜面がDifficulty13表記なのはそれにちなんだものなのかもしれない。譜面はリズム難処理能力、複合処理能力、(ACでは更に縦連力)が試され、とどめにバタフライスライドも飛んでくる総合譜面。ACではHARD譜面がDifficulty 13地雷曲として暴れていたが、グルワイMASTERではマイルドになりAC基準で13適正レベル程度になっている。

攻略

注意

この攻略記事はフルチェインかつS++を目標にする中級者向けの記事であり、PERFECTを目標にした上級者向けの記事ではないことに注意してください。
そのため接続を優先した逆餡蜜処理による攻略が出てくることがあります。
またもともと自分用に作った攻略メモに文章を足す形で作っていることが多いので、その部分だけ不自然に感じることがありますがご了承ください。

全体

判定が異常に早い。グルワイは判定をいじることができるため、普段より判定を早めに設定すると精度がとりやすくなるので強く推奨する。自分は普段より値を-5したがここはお好みで。

前半

長連打が複数来るところまでは特に難所はなし。余談だが開幕の12分スライドはACではクリティカルだった。BPM185の12分(BPM277.5の8分相当)と決して遅くないので相当な縦連力が求められる。
付点8分クリティカルの後は裏拍が混じる若干のリズム難配置が続く。
おおよそ直角にコースが折れ曲がるところ(一部例外あり)に分けて各パートの注意点を以下にまとめる。

・第一パート
リズムは比較的素直。スライド2打以外の16分連打は全て奇数打。

・第二パート
Dスライド直後の16分連打はともに裏拍入りで、一つ目は奇数打、二つ目は偶数打。
リズムは
◎.  .  .  /(↓↑).  .  .○/○.○.○.○/○.○.  .○/
○.  .  .  /(←→).  .  .○/○.○.○.○/ ↑ . ↓ . ↑ . ↓ /○

・第三パート
不自然な空白に入る直前のクリティカルの後に8分隣接する形でアドリブ。

・第四パート
連打は全て奇数。

・第五パート
上から降りてくるスライドは8分。焦って速く打たないよう注意。
その後は素直な配置。

中盤

円形地帯の配置はACと比べかなり易化している。付点配置はあるがリズムは素直。斜めスライドが多く出るが、これらは上下左右のスライドで簡略化可能(Shivaの記事も参照)。
その後は休憩地帯。
再び円形コースになり飛来ヒットが来るがこれは16分偶数打でホールドと繋がっている。ホールド後のスクラッチの連続は一つのスクラッチとして処理してもGREATで通過できる。

サビ一回目~サビ二回目直前

2回来る16分のヒットスライド長複合について、途中に混ざるスライドは全て長複合の入り手から入ることになる。そのため2回目の2打の交互スライドは(右手始動の場合)内処理にになることに注意。

サビ一回目を抜けるとリズム難区間に入る。
歯抜け配置のような裏拍リズムがあり、注意が必要。

注意がいる所を以下に書く
クリティカルは8分クリティカル後の2打は16分裏拍、その後の8分2打は8分裏拍である。
リズムは
○.  .  .  /☆.  .  .  /○.  .  .  /  .  .○.  /  .○. → .  /  .  . ← .  /○.  .  .  /☆.  .  .  
なお☆はアドリブである。
ここに限らずこの地帯は全体的に4分置きでアドリブが置かれている。

16分の○○○→配置は16分裏拍入りである。
24分4打は8分裏拍入りである。
また16分↑↓↑↓配置も16分裏拍入りである。

この後はサビ二回目まで素直な配置が続く。

サビ二回目~ラスト

リズム、配置はACと比べ素直。始めの方の配置は若干癖があるがリズム難というほどではない。
時折見られる24分は4打だが人によってはチェインカッターになりうるので注意。

最後にこの譜面のS++狙いにおける最大の難所である変則バタフライスライドが来る。
リズムは曲の通りだがスライドのパターン化が難しく、飛んでくる速さもあいまって見切りながら捌くのは至難の業。簡略化による突破がやはり有効となる。

元の配置
← ↗ ↓ → ↙ ↖
→ ← ↘ ↑ ↙ ↗
AC譜面から配置の変更はなしで、左右対称というわけでも(反)時計周りというわけでもない他に類を見ない変則配置。

簡略化(案)
スライドの入力の仕様の違いによりACほど簡略化は素直にできない。
← → ↓ → ↓ ↑
→ ← → ↑ ↓ ↑
交互で捌くと、
入り手は ← ↓ ↓ /→ → ↓
逆手は   → → ↑ /← ↑ ↑
となり、一応考えることは多少減らすことができる。

ちなみにもっと簡略化をすると
┐ └  ┐ └  ┐ └
┌  ┘ ┌  ┘ ┌  ┘
で繋げられる。
全押しのようなやり方であり印象はあまり良くないかもしれない。


ビート(連打ノーツ)の後のヒットは全て8分配置。早く叩きすぎないように注意。理論値狙いならここが最難関とも言われる。

自分の成績と感想


楽しい譜面だったので詰めるのは苦ではなかった(理論値狙いは知らん)。
AC譜面はフルチェインすらできなかったが、こちらはS++まで取れたことを考えると、その易化ぶりが伺える。
ただスライドをボタン入力で捌けることによる難易度の易化も影響していそうではあるため、AC譜面がそのまま移植されてもAC程猛威を振るうことはなさそうな気もする。

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