若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日記8月25日

タンポポハウスに行くのも慣れて、朝着替えや水筒を自分で準備。だいぶタンポポハウスに行くという自覚が出てくる。
午前中熱い中の作業なので首にアイスノンをにつけてでかけているのだが、そのつけ方を言うと「こんなんつける人おらん」と言い張るが「タンポポハウスではみんなつけてるよ、熱中症になって倒れてみんなに迷惑をかけたら悪いからつけて」と言うと「わかった、そうだそうだあんたの言う通り」
と納得。お花の畑にはジャージとTシャッで行き、タンポポハウスにかえったら、Gパンとポロシャツに着替えることにする。迎えに行ったらその姿でいた。
お弁当代400円を支払うのを昨日は忘れたので、「今日はちゃんと払ってよ」と言ったので、帰りに職員さんに「お弁当代払えましたか?」と聞くと、何度も「弁当代払えたかな」と聞いたそうだ。
タンポポハウスに行くのに「そろそろ行こう」と言うと「わかっとる、行ける」と言ってリュックサックをもって車に乗る。帰のお迎えを早めに行って、様子をみてみると、みんなと楽しそうに話していた。良かった。
帰ると疲れたのか7時過ぎまで寝る。「ご飯だよ」と起こすとおきて来てご飯を食べて、薬を飲み、日記、算数の引き算をする。
急にお父さんが家に入ってきて「ミキオはタンポポハウスに行っとるんか、送り迎えできん時には、わしが行くから、言ってくれ」と言って帰る。それを聞いた夫は「なに言いに来たんだ」と激怒する。父親に車に乗せてもらううのはプライドが許さないようだ。「まあまあいいじゃない、いってもらうことはないんだから」となだめるが、「何言いに来たん、腹が立つ」と何度もいうので、気を紛らさないと長々と同じことを言う。
タンポポハウスは「あんないいとこ知らんわー、いいとこやー、ほんわかしていいわー」と楽しそうに話す。
引き算2けたひく1けたをするとなんとかできた。「なんでこんなことしないかんの、できんでもいいやん、字も書けんでもいいやん、誰かに書いてもらえばいいやん」と言う。


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