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自主制作映画「かくしごと」-制作レポート

こんにちは、和みです。
私たちは短編映画を制作しています。
拙いところもあると思いますが、一生懸命制作した作品の秘話やこだわったところを形に残したく、こちらのnoteにて公開させていただきます。
お時間ありましたら、ご覧下さい。

今回は、2021年11月12日(金)に公開しました短編映画「かくしごと」についてお話ししたいと思います。

【短編映画】「かくしごと」本編サムネイル

私たちのデビュー作である今作は、脚本と監督が別となる共作です。「和み」の中では、このタッグ形式が稀であります。5月頃に、脚本担当のEsakiより「かくしごと」の脚本が制作され、7月下旬頃から撮影へ向けて、話し合いが始まりました。当時はまだYouTubeへの投稿をしていなかったため、この共作をデビュー作にしたいと考えていました。8月に入り、キャスティング、場所の選定を行い、ロケハンも行いました。暑い夏でしたね。

【短編映画】「かくしごと」ロケハン

そして、撮影本番。当初は3日間での撮影を予定していましたが、外のシーンで撮影となる初日に降雨…。余談ですが、監督を務める名鳥は雨男で、学生時代の映画撮影でも雨の日が多かったです。ここでも雨男を発揮してしまうとは…。そのため、撮影は2日間で行うことになりました。

初日は8月下旬、主演・佐伯の部屋にて、加賀とのシーンを中心に撮影しました。売れない小説家という設定から、撮影前には原稿用紙や封筒を破いたり、丸めたりと汚い部屋を表現しました。

場面カット

2日目となる最終日は、9月上旬、佐伯と天城、明石、宮原のシーンを中心に撮影。タイトなスケジュールのため、撮影途中にクランクアップまで行けないかもしれないと焦り、イライラしてしまったのを覚えています。主演のEsakiさんはすぐに察知していたみたいです。笑

公園でのシーンを終えた後、空を見たのを覚えています。夏らしい空でしたね。

エモい!

最後は、天城が小説を書くシーンでクランクアップ。長い1日が終わったともに、共作という形で撮影が出来たということに嬉しさを感じました。また、こういった形で作品が作れたらと思います。

場面カット

撮影後、編集作業は9月下旬から始まりました。10月中旬頃に大方完成しましたが、音の調整にはかなりの時間を要しました。前述の通り、外での撮影、そしてタイトなスケジュールということで所々映像は良いんだけど、音は変えないといけないシーンがありました。編集する度に思うのですが、音にはかなり気を遣っていても、試行錯誤は必要ですね。個人的にも課題の1つなので、これから制作する際も注力したいところです。完成したのは、10月下旬頃でした。初めてYouTubeに投稿する作品ということで、とても緊張したのを覚えています。それまでも映画制作をしていましたが、誰からも触れられる場での公開は責任感というものがさらに芽生えました。怖いな〜、怖いな〜。

場面カット

公開後は、少しでも観ていただいているということが数字に反映されていることに、嬉しさを感じました。回数や高評価も大事ですが、まずは自分たちの作品が形として残っていることが今でも嬉しいですね。

私たち「和み」では、撮影後の企画も大切にしています。昨年末にインタビュー動画の撮影とオーディオコメンタリーの収録を行いました。こういった企画は少し恥ずかしさもありますが、自分たちしか出来ないことだと思っていますので、これからも続けていきたいと思います。

場面カット

こうして、短編映画「かくしごと」は、制作完了となりました。デビュー作というのは、今後制作を進めていく中でも代名詞となります。その作品が自分だけの作品ではなく、何度も言いますが、共作という形で残せたということで、制作側としてはとても嬉しく思います。撮影中は、タイトなスケジュール、そして夏の撮影ということで虫が出たりもしました。演者さんは、かなり大変な撮影だったと思いますが、クランクアップまでお付き合いいただき、ありがとうございます。また、ご一緒出来ることを楽しみにしています。

最後は、なんか追い詰められている名鳥佑飛でした。
ここまでご覧いただきありがとうございました。

少しでも気になった方は、本編是非ご覧下さい。


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