デ・キリコ展 

上野の東京都美術館で開催中のデ・キリコ展に行ってきました。
平日の午後13時ごろ。比較的空いていて見やすかったです。展示室内に窓があったり、壁の色もとてもきれいです。

以下は私の印象に残ったものと、勝手な解釈です。

① 形而上絵画。
デ・キリコと言えば…な作品群。あるはずの物や気持ちがない、なんだか冷たい?不穏な?空気感。

② 彫刻。
マネキンのツルッとした感じがすごくいい。

③ 伝統的絵画への回帰。
今までは形而上絵画だとか言ってたけど、やっぱり違うわ。伝統的絵画だ。
気持ちがガラッと変わるって経験って、みんなしてるよね。なんかわかる。

④ 新形而上絵画。
哲学とかもさんざん学んで悟った気でいたけど、結局は人生ってそういうことじゃないんだよ。いろいろあるんだよ。みたいな。
絵から人間のそういうところが滲み出してる。マネキンが苦笑いしてる?

とても人間味溢れる一生を感じとった展覧会でした。
実際にはデ・キリコってどんな人だったかは、おいおい調べていきます。



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