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SixTONESという名の希望の宝石

※相変わらずレポではなくはじめてSixTONESのコンサートに行った心境を書いてます。



偶然TLに流れてきた写真の男性の生パフォーマンスをわたしは見ていた。
「人生まさかの連続だよな」
この言葉が脳裏をよぎった。



あの日は、いつもと変わらない何気ない日常だった。
いつもの起床時間に起きて、いつも通り仕事に行って、終わったら当時の推しの配信を見に行く。
なのにこの日のことをよく覚えている。
当時の推しの配信を見ながらTwitterを見ているととあるドラマのツイートがTLに流れてきた。

虚な目。痩せ細った身体。
「本物の犯罪者みたい」
田中樹の第一印象はそんなものだった。
ただ顔は何となく好きな顔だなとは思った。
この時のわたしは何を思ったのかリア垢でこのツイートをした。


この時のまさか自分がSixTONESにハマると思わなかった。
ずっと当時の推しの配信者を好きだと思っていた。
ただの何気ないツイートになるはずだった。

時間は少し過ぎて当時の推しと言い合いになり離れたあと、ジャニーズを聴くようになった。
職場のバイトの子にジャニーズが気になってると話をした。
「今は菊池風磨くんが気になってるんですよね。
あとメンバーも曲も全く分からないけど田中樹っていい顔してますよね。」
この時もただの世間話のつもりで話していた。
この1週間後にCDシングルを買い、アルバムをレンタルするなど一ミリも思わなかった。

しばらくしてSixTONESにハマった。
ハマった経緯はこの記事に書いたので割愛します。


SixTONESを好きになってから毎日欠かさずSixTONESの動画を見ていた。
髙地優吾の舞台を見に行った時に、「今度は6人を見たいな」と思った。
はじめて「慣声の法則」のDVDを見た時、「SixTONESのライブに行きたい!」と思うようになり日に日にその思いは強くなった。

ライブの告知が出た時は嬉しかったし、当選した時はわたしは世界一幸せな女だと錯覚するほど幸せにだった。


そして2/19京セラドームにわたしは来ていた。
はじめて髙地優吾を生で見た大阪で、髙地優吾の20代最後のコンサートを見れるとは、軽率に運命を感じてしまった。



※ここからはコンサート内容に触れます。



「アンセム」の前奏が流れる。
「アンセム」は個人的に思い入れのある曲だ。
SixTONESを好きになってはじめて公開されたMVが「アンセム」だったからだ。
「アンセム」の前奏を聞くとあのワクワク感を思い出して大好きな曲でもある。
そこからずっと今までCDやDVDで聞いたことある曲のパフォーマンスが続く。
わたしは気づいたら涙を流していた。
あまりにも幸せすぎて。

数日前に松村北斗が主演の「夜明けのすべて」を見に行った。
作中に「夜明け前が1番暗い」と出てきた。
その自分にとって「夜明け前の1番暗い時期」を思い出した。
当時の推しに酷い言葉をかけられ、最悪な離れ方をして、生きていてしんどかった。
でもSixTONESと出会い、夜が明けた。
しんどい日もあるけどSixTONESのおかげで毎日楽しくて、生きるのが楽になった。

そんな日々を思い出し泣きながらコンサートを見ていた。

MC中ではいつもYouTubeで見てるわちゃわちゃしてる6人がいて、パフォーマンスとのギャップにやられた。
SixTONESのこういうところが好きなんだよなあと笑いながら思った。

髙地優吾とジェシーのユニット曲「Blue Days」はあたたかい2人のパフォーマンスだった。
2人の満面の笑みがモニターに映し出された時、この人たちを好きでよかったと心の底から思った。


最後には「こっから」
「こっから」という楽曲に何回も助けられた。
その生パフォーマンスが見れるなんて、涙を流さないわけがない。
大号泣しながら「こっから」のパフォーマンスを見ていた。




コンサート後、正直言って放心状態になった。
楽しくてかっこよくて幸せだった。
見たかったパフォーマンスが生でたくさん見れた。
こんな世界があるのかと衝撃を感じた。


数ヶ月の毎日泣いてた自分にいまの自分の話をしたらどれだけ信じるのだろう。
わたしの人生で男性アイドルを好きになることなんてなかった。
自分でも想像していなかった。
偶然の出会いがここまで幸福を繋げると思わなかった。
何もかもがはじめてで戸惑いもあるけど楽しい。

人生まさかの連続だなと思った。

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