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七草家の人々⑥ 永久推しリス祖母

この食い気、血を感じざるを得ない

このあと祖母は「自分のを大きいのにして卑しいねえ」と照れ笑いしながら大きめのおまんじゅうを頬張っていました。

さすがは勝負事や食い気は老若男女誰が相手でもガチであれが信条の先代七草家です。

永久推しこと母方祖母から分けてもらえた小さめのおまんじゅうはその教えを噛みしめながら大変美味しくいただきました。

母方祖母は生前なかなかの食いしん坊さんで「はあ、もう入らん、お腹いっぱい」と言いながら食べる手を止めないプリティガールでした。

ホームに入所してからは母が手土産に持っていくスイーツや祖父へのお供え菓子もペロリと平らげていたのだとか。

ホームでもおやつが出ていたはずなのに、さすがは我が推しばあちゃんです。

その食への、特に甘味へのヤンチャさは母や私にしっかり受け継がれております。

最近は弟にもその気の香りを感じます。

母方祖母が祖父のもとへ飛び立ってからまもなく1年、今日も空から祖父とともに私たちが食べる甘味をチョイチョイつまんでニコニコしてくれていると良いな。

そんな可愛い母方祖母も祖父と同様スペシャルゲストで登場しているLINEスタンプ『お前も七草家にしてやろうか』は引き続き販売中です。

スタンプ内に登場する祖母は私が20代半ばの嫁行きどきな頃によく見た祖母を描いています。

気になった方は下記リンクからぜひ。

そんなわけで、長らくボチボチお送りしておりました七草家の紹介は今回でおしまいとなります。

拙い紹介でしたが推しメンは見つかりましたでしょうか。

これからもエピソードがあり次第、noteに登場してもらいますので、ボチボチゆるふわによろしくお願いいたします。

前回:⑤ 豪傑笑いのライオン祖父
最初:① そういえば紹介してないね

いただいたサポートで母を1泊2日のデズニー旅へ招待するのが夢です。