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厚手のズボンが乾くほど

2023年1月10日。

今日は強風が吹き荒れる中、洗濯物を外干ししていました。

言うて洗濯物にはさほど影響しないだろうと呑気に運動をしていたら、物干しスタンドが風に煽られ倒れそうになっていました。

風は1日中ブォンブォンと音を鳴らし飛ばしていました。

いいように吹かれ旗めく洗濯物達が社会の荒波に揉まれ揉まれるかつての自分を見ているようで、ちょっと辛かったです。

しかし、そんな時代を経てきたからこそ、湯葉くらいの強度しかなかったメンタルも焼き豆腐くらいには強くなれたんだよなとも思いました。

今日の洗濯物達だってそうです。晴天でも乾きづらい真冬の外干しでどの子もパリッパリに乾いてくれました。

人生、シンドイ経験は心身を壊さない程度には必要なのかもしれないなと、畳み終えてもなお冷たい洗濯物達を抱きしめながら思いました。

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