夜の呼吸

もう4時だ。
そろそろ意識が朦朧としてきて、何もかもが溶ける世界へ行ける。

昨日あった出来事を考える。
ここ数日にあったことを考える。
過去に潜りすぎて、虎と馬のしっぽを踏む。

消えない。こんなんじゃ。
何回も反芻すれば馴れると思ってた。
でもそれはしてはいけなことだった。
何度も何度も、心に刻むかのように。
ああだった、こうだった、そうだった。

もううんざりだ。

もう

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