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薪割り台

そもそも薪割り台とはなんぞやという方もいらっしゃると思います。

説明力が試される・・・

薪割り台というのは、早い話が薪を割る道具です。

通常は割りたい薪を置いてから刃物を振り下ろして割る。斧で行う薪割りをイメージすると判りやすいと思います。

どこかの映画やドラマで見たことありますよね?

薪割り台は逆で、刃物の上に薪を置いてから薪を叩くことで割っていきます。

手に持つのは斧や鉈といった刃物ではなくハンマーなので比較的安全です。

もっと言うと、薪割り台の上部に輪っかがついているため割れた後の薪が飛んでいくのを防いでくれます。

斧で薪を割ると基本的に薪が吹っ飛びます。

それを防ぐため、タイヤを周囲に置いたりすることもあります。

まぁ、早い話が比較的に安全に薪を割れるのが薪割り台です。

その薪割り台を画像多めでレビューしてみたいと思います。


使用するのは薪割り台とハンマーですが、私は手斧を使っています。

この手斧はハンマーとしても使用できるのでちょっと便利。


使い方は簡単で、割りたい薪を置いてハンマーでガンガン上から叩くだけ。

叩けば叩くほど薪が勝手に割れていきます。

突然薪が割れたとしても、薪割り台の上部にある輪っかがガードしてくれるので刃の部分をハンマーで叩くことはありません。

そのため、遠慮なく叩けます。


ある程度薪が割れてきたところで、薪を左右に曲げていくだけでも割れていきます。

テコの原理ですね。


この程度の小さめの節ならものともしません。


しかし、大き目の節だとちょっと割れない。


割れないときは薪割り用の楔を使ってみますが、埋まるだけで結局割れません。

そんな時は、潔くあきらめましょう。


手斧の握り部分がベタベタしていたので革を巻いてみました。

よくある薪を細かく割ってみます。


細くる場合は叩く力もそんなに要りません。


端から割ろうとするとこうなることが多い。

半分に割ってから、また半分に割って・・・というほうが良さそうです。


割る方向は、木の外側から中心に向けて割る場合と年輪に沿って割るようにしています。

変に斜めに割るより割れやすいですかね。


木の筋に沿って割れていきやすいので、木の目、筋を見て割ると綺麗に割れるのかな?


長い薪の場合、一番下まで叩いても割り切れないことがあります。

また、軽い力でも割れていく場合、いちいちハンマーで叩かなくても割ることもできます。

薪割り台の輪っかに移してギュッと握るとテコの原理で割くことが出来ます。


3cm角程度まで割ってみました。

薪ストーブでしたらここまで細かく割るのは焚きつけの時くらいですがキャンプだともっと細かい方がいいのかな?


今回割った薪は完全に乾燥していない薪を使用しました。

しっかり乾燥した薪だとパカパカ割れていきます。

水分量が多い薪は、なかなか粘り強く割れにくいような気がします。

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