マックポーク

マックポーク

ひさびさにマックに寄って思い出した数年前のできごと・・・


自転車での会社帰り

むしょーにハンバーガー食べてくなったので

帰り道にあるマックに立ち寄った

何人か並んでいたのでその後ろから

何にしようかメニューボードをみていると

『NEW MAIAMI BURGER!』

とある


マイアミ?どこだっけ?


前に並んでいるマダムやサラリーマン風の男性も

店員の

「マイアミバーガー お一つ!」

という声が聞こえて

マイアミを買っているのがわかった。


そして次のOLのお姉さんもマイアミを頼んだ

うそー!

そんなにー

うーん・・・


皆と同じでありたくない個性を主張したいおいら

気にはなるもののここでマイアミを頼んだら

ダメだと思った。


「いらっしゃいませ♪ご注文は何にされますか?」


「マ・・・ックポーク」


おそらくあなたもマイアミでしょう?

マを聞いた時点でそう思ったに違いない

「あっマックポークですね」


けしてお金をケチったわけではない

イヤらしい話そんなにお金に不自由はしていない

ただ人とは違うことを主張したかった


マックポークで


100円払って店を出て駐輪所の自転車だして

マックポークを片手に帰ろうとしたら

おばあさんが

「あのーすみませんおんぶして下さい」

と言ってきた


思わず(′・Д・`)ハィ?


と聞き返した


「お兄ちゃん、おんぶしてください」


えっ?見ず知らずのお兄ちゃんにおんぶしてもらうの?

もう一度はい?

と言うと

おばあさんは手にもったリュックを前に出し


「これ背中におんぶして。重たくて」


あーなるほど

やっと意味が通じたが見ず知らずのおばあさんに

リュックを背負わしたのは生まれて始めての経験だった。


何が入っているのかほんとに重たいリュックを

おばあさんの手を通して背負わすと

「ありがとう、ありがとう」

というおばあさんに

いえいえと言いながら

マックポークを持った手でバイバイした


家について食べたそれは

いつもよりいい味がした 




A(*゚Д゚*)R(д゚*)I(゜ )G( )A( ゜)T(*゜д)O(*゚∀゚*)ノ~☆

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