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写真嫌いの私が人に撮影してもらいたいと思うまで②

一人プリクラとの出逢い

私がプリクラと出会ったのは小学校高学年の時。今やなつかしい、フレームに顔をはめて撮影するものだった。プリクラを撮るのは好きで、なぜなら、どんな顔で写るかがわかるからだった。高校を卒業する頃にはプリクラの精度もあがり、友達とプリクラを撮るのが楽しかった。

しかし、20歳を過ぎて、大卒の皆様より一足先に社会人になったので、飲む相手はいても、なかなかプリクラを撮る人が減った。当時私は音ゲーにもはまっていたので、よくゲームセンターにいたのだが、機種が古いのが置いてあるゲームセンターで安くでできるところを発見する。そこに、プリクラも少し古いのが安くでできるように置いてあったのである。ある日ふと、誰もいないからこれ、一人で撮影しちゃおうかなとおもって、入ったのがある意味私のひとつの転機だったかもしれない。

一人ではいったプリクラは誰にも気を使わなくてよくて、好きな背景で好きなポーズで撮影できた。当時こんなポーズでどう?みたいな画面もあったので、目の前のモデルさんたちの真似をして撮影したのである。

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当時のプリクラたち(某PHSを持っているあたり若干時代を感じる…)
プリクラを撮ることで気づいたのは自分の口元がんまり好きじゃないこと。歯並びが悪いこともあり当時は笑った写真の顔が少ない。とりあえず微妙なところはスタンプで隠せばいいやという感じもあった。

そして何より若干盛れるので、プリクラを撮っているときはモデルさん気分で楽しくて、特に誰に見せたいわけでもなく、自分のためだけに撮影していた。だからまんなかの写真のように最大サイズで印刷して持って帰っていたし、おまけで付いてくる小さいやつはいらないなーとおもっていたくらいである。

ちょっと憧れてたモデルさんごっこをこっそりやって楽しんでいる感じだった。
当時の携帯でも自撮りをやってみたことはあったが、まだまだ画素数も微妙。人に撮ってもらってもおもってたのと違うというのがあって、なかなか携帯では撮影してなかった。友達で自撮りの上手い子がハロゲンヒーターの前でとってるとか、角度とかいっているのを聞いてこっそり練習したりはしていたのだけど。

そんな私が自撮りに目覚めるのは、アプリの存在が大きいと思う。
というわけで次回は自撮りと、盛ることに対する私の自論を書いていこう。


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