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リーダー・イン・ミー

一般社団法人「The Global Leadership Impact Fund Japan」では、学校改革プログラムである『リーダー・イン・ミー』を学校教育に提供している。

提供しているといっても、企業からの寄付をいただき、運営している。私が勤務していた前任校もそれによって『リーダー・イン・ミー』に取り組んでいる。

昨年度からチャレンジしてくれていた学年の職員らから児童の感想とともに報告が入る。

「5時間目に授業を行いました。パズルの話は、大受けでした!」

「Y君は「リーダー・イン・ミーの学習をすると泣きたくなるんです」と言っていました。やっぱり、響くんだなぁ…と思いました」

「いつもは注意散漫の子も「えっ、リーダー・イン・ミーって、こんなに短かったけ」と、言ってもっとやりたそうでした」

「ありのままの自分でいい…という、言葉はこの学年の子達には、本当に響くようです」

「ここから繋げて子供たちからアクションが起こせるようにもっていきたいと思います!この子たちにピッタリな素敵な教材をありがとうございました。また来週も続くのでがんばります!」

この学年、今年度は、学年目標を「シナジー」とし、1年間、取り組んできた。

この時期、まさに1年の集大成として「シナジー」の授業を行っているが、今日はその1時間目の授業の報告だった。

この取り組み、テキストは6学年分用意されているが、目の前の子供の実態によってはそのまま使えない。カスタマイズする必要がある。

今回は、職員らの依頼を受け、7つの習慣の第4、5、6の習慣の3時間分の授業を一緒にカスタマイズした。動機づけに、ジグソーパズルを使ってみた。それこそ、机上の案なので、どれくらい子供にインパクトがあるかドキドキしていたが、杞憂に終わったようだ。このような報告は有難く、たとえどんな状態であっても心の底からエネルギーが湧いてくる。

その報告と夕焼けで、泣きそうになりながら電車に乗った。

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