「Android アプリ設計パターン入門」の一般販売開始しました
PEAKSという技術書クラウドファンディング・サービスを運営しているのですが、本日「Android アプリ設計パターン入門」の一般販売を開始しました。
どんな本ですか?
本書は主に基礎を扱う 「アプリの設計を知る」 、実際に稼働しているコードを例に開発現場の最前線の設計指針を学ぶ 「生きた設計を見る」、 最新の設計パターンを解説する 「設計を考える」 の3部構成になっています。
第I部「アプリの設計を知る」
では、本書を読む上で必要となる基礎知識に触れる
「第1章 Android アプリの基本構成」 に始まり、 「第2章 MVVM パターンを使ったアプリ構成」
「第3章 MVP パターンを使ったアプリ構成」 ではTODOアプリを例にそれぞれの設計パターンを基礎から解説します。
第II部「生きた設計を見る」
はメルカリを例に、機能追加・変更がしやすい設計パターンを解説する
「第4章 差分開発にみる設計アプローチ」
DroidKaigiアプリを例に設計指針を解説する
「第5章 OSS における設計者の役割」
サイバーエージェントの開発で使われる設計パターンを解説する
「第6章 Flux アーキテクチャ」
US 版メルカリのフルスクラッチ・リニューアルで行なった設計を解説する
「第7章 チームとアーキテクチャ」
から構成されます。
第 III 部 「設計を考える」
はGoogleが提唱する設計パターンを解説する
「第8章 Android Architecture Components」 から構成されます。
買ったほうがいいですか?
Androidアプリ開発者の方でしたら絶対的にオススメいたします!
iOSな方もきっと参考になると思います。AndroidのAPI依存な部分は半分ぐらいかなと思いますし、例えばFat Activity問題はFat ViewController問題と読み替えることができます。AndroidのアプローチをiOSに応用することもできると思います。Dagger 2とかSwiftだと実現難しそうだけど欲しいよねーとか話せるようになります。
買ったほうがいい理由はなんですか?
まず、メルカリ、サーバーエージェント、DroidKaigiアプリの開発者の方々が、日々、いかにスムーズに開発(機能追加、変更がすぐにできる、安定したアプリがリリース)できるかについて悩み、トライし、どういう設計と指針に落ち着いたか、が書いてあります。これらが書いてある本は僕が知る限りありませんし、悩みポイントと対策を知ることができるので、なぜ今、設計議論が盛り上がっているのか?それによってどう開発体制を変えることができるかが学べるはずです。4章以降に備えて、1〜3章でTODOアプリを例に設計パターンを入門から解説してあるので、MVP?なにそれ?という方も理解できる構成になっております!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?