CL愛知使用  アゴアクジ型悪バレット

初めに

この記事を読んでくださった皆様、ありがとうございます。灯台元暮と申します。
普段はdiscordのポケカサーバー『ネットポケカ部』というところで活動しております。気になった方が居られましたらこちらのリンクから参加可能です。
本記事は私がCLで使用したアーゴヨン&アクジキングGX軸の悪バレット軸の解説記事となります。
なぜ私がこのデッキを使用してどのように回すのがいいかを解説したいと思います。

CL愛知の環境予想

まずは、私の事前の環境予想をお話ししたいと思います。
Tire1:三神ザシアン、ビクティニレッパ、連撃ウーラオスVMAX
Tire2:ムゲンダイナVMAX、一撃ウーラオスVMAX、ドラパルトVMAX、炎、草、悪パーフェクション
Tire3:マッドパーティ、ジュナイパー、マルヤクデVMAX

上記デッキによる環境を予測しました。
各デッキの解説は不要として、VMAX系統のデッキを握った場合ビクティニに対する回答がないと考えました。そのためVMAXに頼らないGX軸のデッキを構築する必要が出てきました。その上で現環境において最低でも1撃で170(VMAXを2回殴れば倒せる)の火力を出せるポケモンとして候補に上がったのがオルタージェネシスに収録されたアーゴヨン&アクジキングGX(以後アゴアクジと表記)でした。幸いなことに双璧のファイターで悪エネルギーはガラルファイヤーという強化を得たため最速2ターン目には殴れるようになっています。

では早速当日使用した構築を公開させていただきます。

画像1

こちらがCL愛知で実際に使用した構築になります。
ここからは各カードの採用理由についてお話させていただきます。

採用理由

アーゴヨン&アクジキングGX
このデッキのメインアタッカー、GX技に注目されがちだが技ジェットピアスは超悪無で180ダメージが出せ、さらにHPも280と一撃ウーラオスや青天井系統のデッキ以外にはワンパンされない耐久、連撃に対しても特性ぼうしょくで確定数をずらせることなどとりあえず前に出して殴るには十分な性能をしています。また、このポケモンはウルトラビーストのためビーストブリンガーに対応しておりデデンネを倒してサイド3枚といった使い方もできます。

ブラッキー&ダークライGX
技ブラックランスは150点とダメージは心許ないがベンチのGXに60点出せ、悪エネルギーだけで動けることも相まってサブアタッカーとして採用。基本的にブラックランスを使うことは少ないがマッドパーティー相手の場合はこちらで殴る方が多い。またデッドムーンGXが強力、無色1個で1ターントレーナーズロック、悪エネルギーが追加で5個あれば確定気絶とフィニッシュ性能も高い。

メガヤミラミ&バンギラスGX
このデッキの火力枠。エネルギーの要求は無色1、悪4と少し重たいが210点出せるのは高評価、追加でGXを倒せればサイドが1枚多く取れるおまけ付き。但し逃げるが4なので基本的に場には出さず後述のミュウツー&ミュウGXで技を撃つことが多い。

ミュウツー&ミュウGX
言わずと知れたカード、このデッキも他パーフェクションの例に漏れずGX枠のカードを多く採用しているため採用悪エネルギーを集めてブラックランスを撃ったり、閉めにカオスオーダーGXを撃ったりと用途は悪パーフェクションと同様と考えてよい。

ガラルファイヤーV
特性じゃえんのつばさでトラッシュの悪エネルギーを自身につけられる。それだけでなく、オーラバーンで190点出せることも高評価。

マニューラGX ニューラ(sm11b)
シャドーコネクションでガラルファイヤーのエネルギーを移動させてアタッカーを準備するカード。ニューラを水タイプで採用するのはナツメ&ハチクで持ってこれるようにするため。

ラティオスGX
対三神でオルタージェネシスを止めるために使用、対パーフェクション相手にタッグパージを打つことも視野に入れる。

デデンネGX、クロバットV
もはや説明不要、要求札を集めるために必要

ミュウ
連撃ウーラオス対面を考慮し採用。

クイックボール、プレシャスボール、ポケモン通信
ポケモンを集めるための札、ポケモン通信を3枚採用しているのはニューラとガラルファイヤーVに触りやすくするため。

タッグコール
4枚採用でもよかったが終盤ダブることが多かったため3枚に変更。持ってくるカードは状況によって変わる。

ポケモン入れ替え
個人的に枚数を増やしたいカード。枠の都合で2枚になった。

グレートキャッチャー
アゴアクジやメガヤミラミバンギラスのグリードクラッシュを使うときにGXポケモンを呼ぶために使用する。

風船
逃げるためのカードとして使用、グズマ&ハラで持ってくることもある。

ビーストブリンガー
アゴアクジにつけてサイドの枚数をちょろまかすために使用、アゴアクジで継続的に殴ること、決まった時のメリットが大きいため採用している。このデッキのおしゃれポイント。

各種タッグサポート
グズマ&ハラ、ナツメ&ハチク以外は基本的に追加効果ありで使用する。グズマ&ハラはビーストブリンガーを持ってくるかトキワの森を持ってくるために使用する。ナツメ&ハチクは序盤は展開の準備のために追加効果ありで使用するが、中盤以降はエネルギーだけ持ってきたい場面が多いので追加効果なしで使用する。

トキワの森
悪エネルギーをトラッシュしつつ山札からエネルギーを回収するために使用する。また無人発電所を壊すために採用。

当日のマッチング

1回戦 ピンクパーフェクション 6-2 先行 勝ち
相手ゲンミミスタート、こちらは1ターン目にニューラとブラッキーダークライ、ガラルファイヤーを展開し盤面の形成に成功。返しのターンにボスでニューラを呼ばれて、ホラーハウス、ポルターガイストで落とされて一旦動きが止まる。この時相手のトラッシュにフェアリーエネルギーが見えたため正直負けを予感した。このデッキタイプはフェアリータイプに何もできず、メインアタッカーとなるアゴアクジ、ミュウミュウが弱点を突かれるためうかつに殴れないのだ。
結局ガラルファイヤーで強引にゲンミミを落として、壁として出てきた相手のミュウをミュウミュウがタッグパージで倒す。最後はカオスオーダーGXを決めてどうにか勝ち。残り時間を見ると13秒だった記憶。

2戦目 ドラパルトVMAX 6-3 先行 勝ち
1ターン目にバトル場にアゴアクジ、ベンチにニューラ、ガラルファイヤーの展開に成功、そのまま2ターン目にはジェットピアスを打てるようになり、さらに相手がドラパルトを下げず、さらに進化して殴ってきたためこのまま倒してサイド先行。返しでお守りがついたコロトックが出てきたが、この時ブラッキーダークライのデッドムーンGXを追加効果ありで使用できる状況であったため、シロナ&カトレアでボスの指令を回収し、デッドムーンGXで残りサイド1にする、直後にガラルサンダーが起動し、ブラッキーダークライが落とされるが、ボスの指令でクロバットVを呼びジェットピアスで勝ち。

3戦目 ドラパルトVMAX  6-1 先行 勝ち
この対戦でも初手で完璧な盤面形成に成功、2ターン目進化ができなかったが、相手が先にVMAXに進化したためガラルファイヤーで取り、次の番にアゴアクジを起動しジラーチを落とす。最後はカオスオーダーGXでサイド取り切って勝ち。

4戦目 レッドパーフェクション 2-6 先行 負け
今まで回った分のつけかここで急に回らなくなる、その上で相手にうまいタイミングでグレートキャッチャーを使用されエンジンであるマニューラを2回取られる。さらにやまびこホーンでベンチを埋められて展開を止められ見事に勝ちを取られた。

5戦目 3神ザシアン 0-6 後攻 負け
初手メガヤミラミラミバンギラススタート、ラティオスGXサイド落ちとどうしようもない状況、加えて相手の先1ふとうのつるぎでヤレユータンで仕込んだ鋼エネルギーがつき三神もバトル場にいる状況。
どうにかアゴアクジ後2で起動することに成功するも、どうしようもなくそのまま負け。途中でボスの指令を使って三神をバトル場に縛ればもしかしたらワンチャンあったかもといった程度。

6戦目 ビクティニVMAX 3-6 後攻 負け 
初手で盤面形成に成功…するが先行2ターン目にボス、ガラルファイヤー、ダイビクトリー、どうにか次のターンに2体目のガラルファイヤーを展開してアゴアクジが殴れるようにするも返しにまたボスの指令ガラルファイヤー
最後は穴抜けのひもで出したマニューラをヒードランで取られて負け。

CLを振り返って

しっかりアゴアクジが立って殴れていたのでコンセプト自体は間違ってなかったはず。しかしいくら大型ポケモンを立てたとしても後を普通に取られたらどうしようもない。
悪パーフェクションにオーロラエネルギー入れて回したほうが強かった説。

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