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文章長め味濃いめ油少なめ麺硬め

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最近の記事

ずるくてもいい

なんかそれずるくない? あんたは何がしたいのよ笑笑 って友達に言われた ずるくてもいいから近くに居たいんだよね 結ばれないのは分かってるけどさ 気づいたら電話越しに静かに 自分の発言に泣いていた もう興味無いのも分かってる ただ相手だけが成長しているから 面白くなかった悔しかった 自分のことを飾りのように扱う人だった もう飾りにすらしてくれないのが悔しい 自分が撮る写真よりも 自分が描く絵の方が好きな人だった そっちじゃないこっちを見てよ そういう意味じゃないこ

    • 分からないよどうせ

      普通に生きてたら 体験しないことばっか体験して 普通な人に話せば大体びっくりされた 仲間に話せばすんなり聞いてくれる 育ちの違いだって言われた 育ちの良い君にはどうせ分からない 分かってほしくて話しても どうせ分からないし 引かれるだけ 虚言癖扱いされるだけ 結局は類は友を呼ぶ 育ちの良い君には分からない 普通に暮らしてる君には何も伝わらない 君のことは分かりたくても分からない 仲良くしてたいのに 分かりたくても分からないの連続 溝が深まる一方で 多分この

      • 占領

        君に頭の中を占領されて 素直に写真と音楽を取り込むことが出来ない 一旦距離置こうって言ったら 君はまたブチ切れた 君が怒ると僕は頭が真っ白になる 泣きそうになるし ご飯が食べられなくなる 寝れるけど夢に出てくる 今までで1番厄介な女の子 彼女じゃないのに気を取られる 本当に酷い人だ やりたいことリスト 食べたい物リスト 行きたい場所リスト いつも一緒に行きたい所を シェアしてくれる なんでこんな優しいんだろう 騙されてるのかな ハメられてるのかな なんでもいい

        • 強い香水

          君の朝の準備の音で目が覚めた シャワーから出てきたほぼ裸の君を眺めて 少しだけニヤついたけどハラハラした 昨晩は酷く怒られた おはようすら言えないぐらい僕はビビってた キツい香水の匂いが ドライヤーの音に乗って 部屋を包み込む 心地が良い朝なのに ビビり散らかした僕は黙って君を眺める 早く準備して 冷たく言うから 黙って準備を始めた 僕にくれたマフラーに香水を振りながら 迷子になったらぶっ殺すからね! 君はいつもどこを取っても上手だった 本当は好きだけど言

        ずるくてもいい

          動揺

          真っ直ぐこっち見ながら 帰りたくないって 言ってきたあの情景が ずっと頭にあって 毎日ぐるぐるしてる 次会った時はビビらずに 帰らないでって 言うって決めてるから 早く会いたいって思うばかりで ああ、よく分からないです

          ゴミみたいな傷

          鏡で見る右肩の傷 17の時にできた傷は22になった今も 消えずにそこに残ってる 酷く暴れて手をつけられなくなったから 動けないぐらい強く抱きしめるしか無かった アイスピックが肩の深い所に刺さった この子が他の誰かを刺して 犯罪者にならなくてよかった こうして小学生からスタートした スポーツ人生はあっけなく終わった スポーツ選手で言うと戦力外 ボールを投げられないから 特待生を外された この子の傍に居続けることで 肩の傷だってショックだって 全部意味を成すと唱え

          ゴミみたいな傷

          真面目になるから

          出会った頃にまた戻るか お互い何も知らない状態で これから先の未来で出会いたかった 出来ないけどさ こんな結末になるなら もっと真面目に生きてればよかった 出会ったばかりの時 悪いことに手を染めないで 悲しませないで不安にさせなきゃよかった 悪いことして止められてるのが あの頃は面白かった 止められた時点で辞めれる 真面目な子だったら 傷つけずに済んだって思う 後悔して気づくのなんて バカすぎるなんて分かってるけど もしまた出会える人生があるなら 僕は別人にな

          真面目になるから

          天命

          さよならを言うのがこんなにも辛い相手がいるなんて、僕はなんて幸せなんだろう っていうどっかの誰かの名言を 何回も何回も自分に読み聞かせる 自分は幸せだって今日も信じ続ける 何年も何十年も孤独と自分と戦い続ける

          また 2

          普通のカップルになり切れなかった 穏やかで柔らかい光みたいな時間が 2人の間に流れている時も勿論あった 分かりやすくこれ以上ない幸せだった 君の隣に居る自信が無い僕は スパッと切り出した それらしい正当な理由みたいな 事柄をツラツラ話せば この話題を終わりに出来ると思った 落ち着かない僕は 浅はかな短絡的な容易な対応をした 「仕事が忙しいから同棲は難しい」 案の定、光の速さの如く見透かされた 秒だった 初めてついた嘘は呆気なく捲れた すかさず君は言う 「で、本

          また

          来年も花火ちゃんと見えるといいね こらからは自分が運転するから また遠出しようね お互いまたのいつかの話を必ずする 予約しとかなきゃどっか行っちゃいそうな そんな自分達だった 好きとか嫌いとかじゃなくて 情と執着が2人を離れなくさせていた 飲みすぎちゃダメだよ 羽目外しすぎないでよね 君からのLINEをポケットにしまって 朝は記憶を捨てて三経ビルの前で寝っ転がってた どんな破天荒な僕でも好きでいてくれてる 8年好きなら9年目も好きでいてくれる どんな事も乗り越えて

          構ってほしかった

          友達は2、3人は居た こんな僕を見る事は とても心が痛かったと思う こんな僕だからみんな距離を置いてた 自分の心を守る為にもね そして好き勝手やらせてくれた 痛い目にあって 僕に学習してほしかったんだろう 別に僕の周りに悪い人が 沢山いたわけじゃなかった けど 幼稚でバカだったから 分かっていても選択を誤る 僕は道を誤ったけど 周りが見る僕は本当の僕の姿では無かった 色々な悪い事そしてドラッグ 多分、人殺し以外は全部したと思う 間違った事を好んでするようになった

          構ってほしかった