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ひとり旅日記フランスとドイツへ10日目:本当にロマンチックなローテンブルグへ。

2015年1/2ドイツ4日目。

昨日駅の窓口閉まってたから、わざわざドイツ鉄道アプリをダウンロードして調べた所、8:36am発でローデンブルグに行ける!ハズだったが、実際に窓口に行くとおっさんに「電車が遅れてて接続できないから9:41amで行きなさい」と言われた。

仕方なく宿に戻り、フロントのおばさんに事情を話してあと1時間いさせてもらった。

調べた時間の電車に乗るのに、6時に起きて7時半に朝食食べて支度したのにな…ここの宿の朝食に白いソーセージがあった。あとはパン、チーズ、ハム、果物、ヨーグルト。みかん2個とバナナ1本そしてヨーグルト1個をカバンに入れた。チーズは仏の勝ち。独のはイマイチ…パンをコーヒーで流し込もうにも、コーヒー激マズッッッ!こんなにマズイコーヒーは初めて。慌てて紅茶入れて流し込みに成功。

この宿のおばさんは本当に親切だった。観光地を教えてくれたり、電車の遅れでチェックアウトしたのにまた戻って来た自分に、「何か飲む物持って来ましょうか?」って。優しい。

再度セイ・グッバイしてやっとローデンブルグへ出発。乗り換えでヴュルツブルグに着いたから、一瞬レジデンツに行こうか?とよぎったが、乗り換え待ち時間が1時間もないし、レジデンツまでの往復の距離考えたら、世界遺産を慌てて見るもんじゃないと思いとどまった。

明日の列車の旅の相談をしにインフォメーションへ。昨日のヒュー・グラントっぽいおじさん、今日もいたけど今回はおばさんに聞いてみた。「明日、ネルトリンゲンに寄ってからアウクスブルグに行こうと考えてます」と話したら、おばさんの顔がかなり渋くなった。「行けなくもないけど、乗り換えが多くて、現地滞在時間がかなり短くなるわ。ローデンブルグからアウクスブルグは行きやすいから、そうした方が良いと思う」とのこと。一応ネルトリンゲン→アウクスブルグへの乗り換えもプリントアウトしてもらって後で考えることにした。

今日は朝のコーヒーがマズかったから電車の中眠いね…

13時前にローデンブルグ着。駅にいた色んな人に宿までの交通手段を聞いたが、タクシーが一番良いと悟った。予定外の出費5ユーロ。昨日宿にメールして、ピックアップサービスがあるのかを尋ねた回答は、宿に着いてwifi繋がってメールチェックした時に、送迎サービスはないと知った。そう考えるとNZの宿はピックアップしてくれて良かったな。

部屋に荷物だけ置かせてもらい、いざローデンブルグの町へ。ってか、今日はこれまでで一番の天気の悪さ。風も強いし。折畳み傘の骨1本折れたし(苦笑)。後の旅で傘の出番がないことを祈る。

ローデンブルグ。1/2で良かった。お店はだいたい開いてたし。ここはロマンチック街道の代表的な町で、来る価値はある。手袋無しの動画・写真撮影は手がかじかんで結構厳しかったが、撮らずにはいられない町並み。おとぎの国の中に来てしまった感じ。別世界。城壁に囲まれた可愛らしい町並みは下界とは隔離された世界。

冷えては店に入るを繰り返し、気になるブティックに入った。フェルトでできたオレンジ色のお花のロープ。こないだ買ったユニクロの黒ニットワンピに絶対合うと直感し、お店のおばさんにその場合どのようにこのロープを使えば良いか相談した。ベルト風、斜めがけ、グルグル巻きを教えてもらった。20ユーロ。20ユーロは少額らしく、クレジットカードはNGだった。更衣室に入り、腹巻から食費用現金を取り出して支払った。日本で見かけない物をゲットできて良かった。

次は1年中クリスマスのお店へ。さすが元祖1年中クリスマスのお店。お店の広さ尋常でない。木でできた大きいトーナメント。それに見合ったデカさのローソク。写真禁止ってのが残念。オーナメントは1コ1コ手作りで5ユーロ~。高いし、何より売り場を埋め尽くすものすんごい量の中からなんて選べない。ってことで、オーナメントには全く興味はなかったが、釘付けになってしまったのは、ものすごく小さいおもちゃがたくさん並んでたおもちゃ屋さんの手作りの置物。ガラスケースにデコくっつけて見入ってたら、別の日本人観光客には日本語で接客してた日本人のおばさんスタッフに”May I help you?”と言われた。んだよ?自分も日本人なのに!!  “No thanks. I'm just looking. Thank you.“と答えた。

対面のクリスマスショップにも同じのがあって、どうしてもパンフが欲しい!と思ってこの旨をスタッフのおばさんに伝えたら、くれるって!ラッキー。「どれが気に入ったの?」と聞かれたから、「おもちゃ屋さんの!」と言ったら、わざわざ取り出して見せてくれた。本当に芸術品。素晴らしい。425ユーロ。空港で税金戻ると言われてもね…成田で両替した金額全額に等しいものはチョット…
もらったパンフにもちゃんと載ってた。こんなに可愛いものが存在するなんて。さすがドイツ。
軽井沢で見たマッチ箱の中に入ってるミニチュアと再会。

違うお店へ。ラベンダーの良い香りの誘われて入店。仏のラベンダーにエッセンシャルオイルを混ぜてあるから、時々揉めば2年位香るとのこと。お土産にサシェを3つ購入。また別の店でレースを見たり。博物館や美術館巡りもいいけど、こういう民芸品的なお店見るのも良いと思った。

乗り換え駅で宿から失敬したみかん、ヨーグルト、バナナで満たして以来、食べる時間を惜しんで観光。陽も傾いて来たし。でも、お腹空いてきた…で、ローデンブルグ名物シュネーバル(雪玉)の小さいサイズでシナモンパウダーのとヘーゼルナッツチョコがかかったのを買い求めた。食べ歩きしようとしたら、この通りに店があり過ぎて結局食べるのは後回しになった。

この道の突き当たりがローデンブルグの象徴でパンフやガイドブックに載ってる所だった!ホントに可愛らしい。絵みたい。でも日暮れどき。明日去る前に朝また来よう。

店が閉まる時間までもう少しってとこでもう空腹の限界。シナモンの雪玉を食べたが足りない(甘系2個はいくら空腹でもムリだった…)。と、片手で食べられる中世騎士の食べ物みたいな謳い文句の店があった。気になったから小さいのを頼んだ。薄い小麦粉の生地の中にベーコン、玉ねぎ、チーズを入れてオーブンで焼いたやつ。しょっぱい系食べたかったからちょうど良かった。

最後は、ガイドブックに載ってたスーパーへ。城壁の外。下界へ(笑)。ここはスーパーというかショッピングセンターみたいだった。それにしても、スーパー広すぎ。フランクフルトの小さいスーパーで土産物を買うのは困難と思われたから、荷物になろうがここで土産を買う決心した。

今日はまだ野菜を食べてないと思って、サラダとそれに乗っけるスモークサーモンとエビのオイル漬けをカートにイン。土産と合わせて30ユーロくらいと思ったら、24.99ユーロ。しかしながらここもクレジットカードNG。現金取って来ると言い残し、トイレへ。またまた腹巻からユーロを取り出して支払った。

宿に戻り夕飯。エビ、マズイ…見た目美味しそうだったのに…。スモークサーモンはいつも通り美味しかった。

寝る前に明日のプランを練った。ネルトリンゲン…諦めよう。荷物がバックパックだし。

この部屋のTV、NHKワールドニュース入るんだ。フィリピンのサリサリって店の話してた。不思議な仕組みの店。現金後払い可能だなんて。

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