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ひとり旅日記:ひとりで3回目の台湾1日目

2022年10月、「台湾は到着後の隔離がなくなったので、日本のみなさん来てくださ〜い」というキャンペーンにたまたま出くわした。そろそろ年末年始ひとり旅海外でカウントダウン解禁じゃね?と考えてたタイミングだった。天から降りてきた行き先はチュニジアとアルジェリアだったから、試しにヒコーキを調べたら、コロナ前の金額の2倍にア然…。無理ムリ無理ィィィィ!って金額だった。じゃ、キャンペーンやってる台湾はどうなの?と試しに調べたら、以前よりは高いけど許容範囲内だったからそのまま予約したスクート。台湾の温泉が忘れられなくて、今回は台湾一周温泉巡り14日間で予定を立ててみた。

細部の行程作成するのに台湾鉄道のサイトで時刻表を調べたら、どうしても時刻が検索できない区間があった。別のサイトで、理由は9月に起きた地震で不通となっているのがその区間と判明。東回りでの台湾一周は無理なのか?

念のため予約した方が良いという、緑島のフェリー。オンラインで予約はできたが、支払いは銀行振込となっていた…。海外への振込手数料いくらよ?試しにフェリー会社に「日本在住の日本人なので、フェリー代の銀行振込は無理です」とメールしたところ、とても親切な返信がすぐに来た。

ワラにもすがる思いで(←大袈裟?)、台湾鉄道とは全く関係ないそのフェリー会社に台鉄の不通区間の代替輸送があるのかどうかを尋ねてみたところ、その方が調べてくれた情報を返信してくれた。フェリー代は現地払いで良いとも言ってくれたし(日本は外国の観光客に対してこの様に融通してくれるのだろうか?)。訪台前から台湾の方の親切心が本当に嬉しかったし、3回目の訪台がとても楽しみなものとなった。

2022年12/21
往路は預け荷物ナシ。バックパック7kgを背負って乗り込んだスクートはほぼ満席。シンガポール行きの経由地が台北とのことで、様々な国籍の乗客だった。

現地時間14:50 台北が見えてきた。コロナで日本が鎖国する直前に友人と訪れてから34ヶ月ぶりの景色。涙が滲んだね…。やっとひとり旅を再開できたこと、再訪台湾できたことが心から嬉しかった。入国審査の指紋登録には相変わらず手こずった。霧吹きでの指先への水分補給→ハンドクリーム→人差し指ダメなら親指。それでもダメだったとかさ。このやり取りですら懐かしい。

次は両替。計算したら、1台湾ドル=4.5円。コロナ前のガイドブック情報より1円円安だった。4円で計算かな〜と思ってたら、大間違い。四捨五入で5円で計算するべきか?

今日の目的地は礁渓温泉。調べておいた桃園空港からのバスはかなり待つことになるから、プランBに変更。台北駅行きバスが来るまで、空港内のセブンでICカードにチャージと軽食購入。って、何?このブリトー、マジウマイんっスけど!

16:30発のバスに乗車。時間的に渋滞発生時間帯にかかるだろう。と予想してた通り、市内が近づくにつれて渋滞が酷い。プランB実行のためのバスターミナルが見えてホッとしたけど、そこまで行くのに7kgのバックパックを背負って急いでみるが、階段がキツかった…。

バスターミナル入口のインフォメーションの行き先を書いた紙を見せて、窓口を教えてもらった。あと7分後に来るバスに乗れるとのこと。良かった!乗場を教えてもらって、エスカレーターを上る。空港からのバス車内は冷房効いてて寒かったのに、このバスターミナル内は逆に暖房効き過ぎてて、アツイ…。

礁渓バスターミナルに着いたのは19時過ぎ。チェックイン予告時刻だったけど、行きたいお店に先に行こう。バスターミナルから15分歩いて到着したネギだくのネギ焼き。注文後にガラス越しに見える厨房をのぞいたら、ネギをこれでもか!と生地に乗せて、丁寧に包んでぐるぐる渦巻きにして揚げ焼きにしてた。ネギの甘みと生地のパリサク感、おいしかった。次に行きたいお店の閉店時間前に先にチェックインすることにした。

途中にあった電飾された公園は、写真撮影スポットとなっていて小さい子供連れの家族が多かった。宿に着くとクレジットカードの機械はあるのに、店番のおばさんが「使い方がわからない云々。現金ないの?云々」両替したばかりの現金を金額が大きい宿代に使いたくないんだよね…。

するとおばさんが娘さんに電話して、「話してみて」と言う。自分の中国語のレベルがそんなに高くないから、google翻訳したものをおばさんに読んでもらって、予約時のカード情報があるからそこから引き落とすから大丈夫。となった。良かった〜。カード使える場面なら是非使いたいから。

部屋を案内されて、荷物置いて身軽になってから次は甘いもの巡りへ。チョコレートのソフトクリームをペロリ。すぐに食べ終えて、続いては台湾デザート屋へ。プリンと練乳のかき氷withタピオカ。タピオカは温かくて、大粒もっちもち。全部を混ぜ混ぜ。甘すぎなくて不思議な味だった。近くにあったスーパーを覗いてゲットしたのはパッションフルーツ。宿に戻った22時前。パッションフルーツは33ヶ月ぶりの味。ニューカレドニアのアメデ島から戻る船の中で提供されて以来ぶり。夢中で食べたね…

歯を磨いて、やっと部屋風呂の温泉に入れたのは23時。入浴してすぐに足の裏の血管がじわじわしてきた。末端から温まりだした。家の風呂、ジムの塩素まみれの風呂は暖まるのに時間かかるけど、温泉は5分もすれば顔にうっすら汗が浮いてくる。やっぱり本物は違うよね~。靴下も洗って、寝たのは23時過ぎ。

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