見出し画像

ひとり旅日記北欧周辺へ9日目:日暮れ時間と闘いながらのオスロ市内観光。

2017年1/7オスロ1日目。

夜行列車から降りて、オスロ駅で朝食。この旅初めてのジュース(笑)。マンゴーと人参スムージーって書いてある。カロチンで粘膜強化(笑)。なかなかおいしいからリピろっと。ゆで卵は相変わらずおいしいし、人参パンもたいらげ、みかん×2個+バナナ1本で朝食終了。

駅のロッカーはお金かかるし、もしかしたら宿も費用かかるかも知れないけど、とりあえず荷物置けるか聞いてみようと8am頃に宿へ。

まだ暗い朝。メインの通りのイルミネーションがキレイだった。昨日のベルゲンに続き荷物引きながら歩くのは腕がツライが、仕方ない。ってか、このメイン通りの若干の上り坂は修行だね…。朝から。全てを背負ってた時よりマシだけど。

宿のチェックインには早いけど、荷物置かせてもらえるか聞いたらOKだった。ラッキー。receptionのお兄さんカッコ良かった。両耳ピアスキラキラだったけど。カッコE人は自分がイケてると知ってるからか、歩き方が違う。彼は舞台歩いてるかの様なカンジで次元が違かった。

顔整えて、9時前に再び駅へ。コーヒーの値段チェック。CPHが1番高かった気がする。バーガーキングが最も安くて19クローネだから列に並んだ。メニュー表は19だったのに、実際の支払いは15…。ラッキーということにしとこう。日本のRサイズで良いのに、マックのMサイズくらいで出てきたから飲み干すのに苦労したが、なんとか飲み切った。9時チョイ過ぎインフォメーションに着いた。オスロカードを買いつつ、今から行きたいところを全て聞いた。なんとか回れそうなメドついた。

まずはヴィーゲラン公園へ。トラム乗り場がイマイチよく分からなかったから、とりあえず駅近のトラム乗り場から乗って、出入口近くに座ってたおばさんにこのトラムが公園に行くかどうか聞いたら、逆の方向と…。ヤベェ。ど-しよ。と思ってたら、おばさんが「駅周辺はわかりにくいからこのまま乗って、次で下りるといいわ。私も次で下りるから教えるわ!」と言ってくれて安心した。有難い。次の停車場で降りて、て逆方向の乗り場を教えてもらった。10分待ち。朝食から2時間経ってまた空腹。マジ燃費悪い。こうなることも想定してたから、昨日のスーパーで買ったチョコバー1本(20cm)を食べ切った。

ヴィーゲラン公園。どの彫刻も実物大の人間とのこと。なかなか面白い彫刻で、ヴィーゲラン好きかも!と思った。海外地理の先生は病んでる人の作品って言ってたけど。自分は今にも動きだしそうな楽しいカンジがした。モノリッテン。あんな大きな石に121体の像を彫り込んだなんて。スゴイぞ、ヴィーゲラン!1時間じっくり鑑賞して、次の目的地ノルウェー民族博物館へバスで移動。オープン5分前に到着。

民族的なものが好きだから、ここは絶対に来たい!と思ってた。敷地内には時代毎の木造建築があって、かなり広かった。惜しいのはヴァイキング時代の建物内部の展示が少なかったこと。1900年代の2階建て公衆トイレや実物大のアパートに異なる人種と時代の展示してたのには、お宅訪問みたいな感じ楽しかった。

一軒家の台所が日本のかまどみたいだったり、大きい鍋に蛇口が付いてるのは、この鍋いっぱいにお湯を沸かして色々と使ったんだろうなと思った。屋根裏部屋も可愛かった。この博物館で見られて良かったのは、世界遺産の勉強した教科書のまだ見たことない木造の教会が見られたこと。駆け足で外の展示見ても1.5時間は居た。急がないとならないワケは冬季だから。他の観光施設も閉まる時間が早いから。

次はムンク美術館へ。逆方向バス30番で直で行けるとインフォメーションで聞いた気がしたが、それは途中までだった。車内にいた女性に聞いたら、歩くべき方向と現在地を地図で教えてくれた。ありがとうございます。歩くのか…。腹減って来たからあんまりエネルギー使いたくなかったんだが。

ムンク美術館に着いて、先にムンクの叫びの絵のモチーフのケーキを食べたかったが、店員に聞くと今週末は製造元の業者がこのミュージアムカフェに来ないとのこと。一気にヤル気なくして、大して興味のないムンクの絵をサッサと見終えて、駅へ。今度はメトロで移動。この時点で14時。一回休憩しようと駅中で昼にした。昨日は野菜食べてない…。ってなことで、この旅初の量り売りサラダ。23クローネ/100g。やや盛りで500g、100クローネ超え=2000円近いサラダ…。でも、美味しかった。麹っぽいのに漬かった鮭とか、メキシカンな感じの牛、じゃがいもがおいしかった。でも、500gなんて、自分にとっちゃlight mealだね…。食事に時間かけらんないから14:30には駅を出て、再びインフォメーションへ。アーケーシュフース城への行き方を教えてもらった。近いと言ってたけど、けっこう歩いたよね…。

城の入り口と思われる所に辿り着く為の最後の石畳の急な坂…凍結してたりでマジ危険だった。そんな思いまでしたのになぜか開いてない…。インフォメーションでもらった最新版のオスロカードガイドブックは今日開いてることになってるんだけど…。近くの別の博物館の窓口に言って尋ねてみると、1/12まで休みとのこと。「でも、このガイドブックには今日開いてることになってますよ?」と聞いたら、「情報共有できてないの。ダメね…」と。仕方ないから予定外でこの博物館に入った。

第二次世界大戦を忘れない為にと1970年にオープンした博物館だった。ここでも思いがけずアウシュビッツの話が展示があった。ナチスに占領されてたとのことで、ノルウェーからもアウシュビッツの犠牲になったユダヤ人がいたことを初めて知った。予定外だったけど、ここは入ってみて良かった。

最後はノーベル平和センターに行く途中16時。もう夕暮れ。夕焼けがキレイだったから少し高台になってる所から港の写真撮った。

ノーベル平和賞の授賞式が行われる市庁舎はもう閉まってたから、外観の写真撮った。ガイドブックには休み無し。ってあったのに、実際は休みだった。

ノーベル平和センターでは、ノルウェー初で平和賞受賞した人の特集やってた。当時ナチスを批判して、彼自身も強制収容所に入ったという人。

ネルソン・マンデラ氏の「教育は武器」って言葉、マララさんにも通じてると思う。

気付いたが、日本人は平和賞受賞した人いないんだね。広島・長崎が取っても良い気がしたが。広島平和祈念資料館で、歴代市長が核保有国に抗議の手紙送ってるのを知り、核廃絶を積極的に訴えてるし。

帰り際に、チケット売り場の兄ちゃんが中国人に中国語で話し掛けてるのを目撃した。衝撃的だった。いい加減、自分も彼ぐらい話せるようになりたいよね…。帰国したらまた色々勉強したい。

今日オスロカードで見たかった所は全て回れた。あとはお店見るか…。ってヤバイ!あと1時間でどこも閉まってしまう。今日は土曜。明日日曜町は全て閉まるという…。他の北欧の国はそうでないらしいから、ノルウェーは独自なんだろうね。日曜閉店って。

デパ地下に民族的なものが売ってるとガイドブックにあったから、そこに行ってみた。本気の民族衣装売ってた…。なにか小物でもあれば…と思ったが、残念ながら売ってなかった。そうこうしてるうちに18時。見事にメイン通りほぼ全店閉店。夜長いのに、閉店早いな…。

昨日飲んだジュースが安く買えたのは、やっぱ同じスーパーmanyだった。色んな味試したいし、恐らくアイスランドはもっと物価高いだろうと思って、まだ飲んでない4種を買ってみた。

昼のサラダから小腹が空いてきたから、甘い系のパン買ってすぐ食べてみたら香ばしいナッツと甘過ぎないキャラメルとサクサクの生地でペロリだった。

そろそろチェックインしないと。と思って宿に戻った。4人部屋。ベッド上段か…。高い天井の部屋。荷物置くと狭い。各ベッドに照明ない…。

冷えた身体温めるたい。みそ汁飲むのに地下キッチンへ。ケトルがないからレンチンで水温めた。みそ汁。和むね…。

明日も目覚まし無しで。日曜どこも休みならハリキル必要ないし。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?