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いぇばりーんのひとりごと

はじめましての方が多いと思います、いぇばりーんと申します。
軽く自己紹介します。FINALEまでmaimaiを一生懸命やってました。でらっくす以降もちょくちょくやってました。最近は誰かに誘われる時にたま〜にやるくらいでほとんどやりません。
maimaiの実績としては舞神舞舞舞、真超檄橙暁桃櫻紫菫白全理論値、スタンダードのmaster未理論値3譜面です。第4回天下一音ゲ祭東京ブロック勝ち抜いてます。(唯一全国大会が無かった年)

このブログリレーの執筆者の多くの方々はうおーー!これからもmaimai頑張るぞー!🔥という気持ちとともに記事を書いたと思います。私はうおー!maimai頑張った!という気持ちで記事を書きました。
また、7/11にmaimaiは10周年を迎えます、わーヾ(*´∀`*)ノ👏👏👏と同時に私も22周年を迎えます、おー(*」>д<)」
気持ちの整理という意味も込めて記事を書いたのでこういう人もいるんだなって感覚で読み進めてもらえると幸いです。

maimaiとの出会い

中学生の時に習い事の先輩に誘われてやった太鼓の達人が初めての音ゲーでした。週に2回ほど、しかも1クレだけやって帰るという普通の中学生でした。おこづかいなんてものはなかったのでバス代ケチってその分でやってた記憶があります。毎週のようにやっていた太鼓の達人ですが、当然先輩の方が上手いので
「こっそり練習して先輩よりも上手くなりたい」
という気持ちが芽生えます。この時から既に音ゲーマーだったのかもしれませんね。
そしてyoutubeで解説動画をみたり家庭用のソフトでいっぱい遊んで上手くなろうと頑張りました。その動画を見ていく過程で徐々に世界を知ることになります。こんなにかっこいい曲があるのか、こんなに難しい譜面があるのかそれと同時にこれを超正確に捌ける人達がいるのか!と感銘しました。幸い同級生にも太鼓の達人をやってる人がいてその人たちと一緒に音ゲーを楽しむ生活が1年ほど続きました。
そんなある日太鼓の達人の列があまりにも長すぎて暇だったので友達とガラ空きだったmaimaiを触ってみました。
「なんだこれ!手で自由気ままに叩くの楽しすぎる!」
あの時私の人生が始まりました。懐かしいなあ。
当時はとってもお金がなかったので、iPadに流した譜面の動画を3DSに録画してそれをスロー再生して譜面研究するという生活を送っていました。この生活が後の音ゲースタイルに大きく関わってきます。

maimaiが上手くなっていった話

最初はレート理論値を目指して1曲ずつSS(100.00%)を埋めていきました。13.92でレート理論値を達成したのを今でも覚えています。この頃初めて音ゲーでの友達が出来ました。その時に初めて神や舞舞などのプレートの存在を教えてもらい、神プレート欲しさにAPを目指すようになり、ついにmaster全曲APを達成しました。

さて、本当の僕のmaimaiが始まったのはここからです。maimaiの場合、APの先には理論値という概念が存在します。THSで上位に名前を残したい!と思うようになりそのためには理論値埋めが必須なので、全APした次の日には理論値を埋め始めました。ちなみに全APを達成した時の僕の理論値は45譜面でした。そこから毎日のようにゲーセンに行き理論値を埋めた結果、全理論値1歩手前残り1譜面まで追い詰めることが出来ました。(もちろん残り1譜面はlarvaです←理論値出るわけないだろ)
その頃には高校3年生の夏になっていてだんだんと受験が迫ってきていたため、忙しくなっていきmaimaiを全力でやる時間が思うように取れ無くなってきました。


そして忘れもしない2019/2/7…
「お、新曲入ってるじゃん。魔法少女になるしかねぇ入ったんだ、どんな譜面なのか見てみるか」

、、、は?
本気で絶望しました。ちなみに未だに未理論値です、いつかは理論値取りたいけどね。
もしかしたら全理論値になれるかもしれないという夢が打ち砕かれた音がしました。2月といえば大学受験直前で音ゲーどころではなく絶望感がえげつなかったです。
もう少し早くmaimaiを始めていれば全譜面制覇が有り得たのかもしれませんがもう少し頑張っていればなと少し後悔しています。

ところで受験の方はといいますと…
センター試験の前日にインフルエンザが発覚しセンター試験を受けられず、センター追試を受けるも追試の方がやや難度が高く成績奮わず。もう1年遊べるドーンになりました。まあ言い訳にしかならないんですけどね。

maimaiFINALEも終盤に差し掛かるとパンドライベントが開催されてやばーい譜面たちがたくさん収録されました。くずかご白とパンドラ白以外はすんなりとAP出来ましたが当時FINALE稼働終了までに残された時間は1ヶ月あまりで、当時の地力ではその2譜面を仕留めるのは無理だと思い進路変更をしてまずは全譜面sync、そして1度はやってみたかった下埋めの完全制覇に着手することにしました。ここでいう完全制覇はeasy〜expertのsyncと理論値マークの獲得です。全譜面syncに関してはくずかご白もパンドラ白もたけるんと連日粘着し何とかsyncを付けることが出来ました。
あの頃はブレイクを割っただけでシンク切れたのでシンクをつけるだけでも大変でした。そして無事たけるんと世界初舞舞舞同時取得をすることが出来ました。
そして下埋めに関してはプレートは既に舞神以外は全て持っていたので下埋めのsyncは全て埋まっていたのですが、約2000譜面は未理論値だったので死ぬ気で埋めました。その結果稼働最終日に何とかexpert以下全譜面理論値を達成し僕のmaimaiFINALEは幕を閉じました。
もう1年遊べるドーンになったということはもう1年受験生をやるということでもあり当然勉強する必要があります。今年こそは受からないとやばいしmaimaiでらっくすをやってる暇はないし、とすっかりmaimaiをする機会は無くなっていきました。でも音ゲーを完全にやめられるはずもなく、他の音ゲーに手を出し始めました。特にリステップとボルテは長続きしてます(今はボルテがメインです)これによってなおさらmaimaiをやる時間はなくなりました。これにて気持ちの整理がついて私のmaimaiはおしまい、めでたしめでたし


…のはずだったのですがくずかご白のAPが流行りだした時期があり(←まじでなんでw)APするなら今しかない、これが最後のチャンスだと思い必死に取り組みました。


しかし研究次第でどうにかなる譜面でもなく絶望に明け暮れていました。というのも私はフィジカル面がとても弱く、その頃のトップ層の周りの人たちと比べるとありえないほど腕が遅かったです。体が弱いというのは他にも影響があってちょうどこの頃生活の乱れや疲労からか外食が一切出来なくなり、一口食べただけで倒れてしまうということがありそこから2年くらいその症状が続きました。
突然ですが皆さんはエナジードリンクは飲んだことがありますでしょうか?一般的な355ml缶にはカフェインが142mg入っています。カフェインの効用として疲労を鈍麻させたり覚醒させたり集中力を高めたりする効果がある一方、副作用としてめまい、動悸、手足の震えなどがあります。健康な成人の安全な摂取量は400mgとされています。
しかし私は体が弱すぎてエナジードリンクを半分飲んだくらいから動悸や手足の震えが訪れます。
みなさんが集中して課題をやったり仕事をこなしたり音ゲーで良いリザルトを出したい時にエナジードリンクを飲むのは覚醒効果や集中力upのためでしょう。しかし私は副作用の手足の震えの方に着目しました。これによりくずかご白の最後のトリルを痙攣によって光らせられるようになりました!あまりにも自己犠牲がすぎますが閃いてしまったことには仕方がありません。そしてその日に8時間休憩無し飯も食わずトイレも行かず粘着しようやくくずかご白をAPすることが出来ました🎉

パラ白のおはなし

くずかご白APした勢いでパンドラ白もAPしてしまおうということでパラ白生活が始まりました。舞将を取るためにFINALEでSSS(−1500点)は達成していたので0からのスタートではなかったのですがそれでもあの譜面を完璧に仕上げるのは楽なことではありませんでした。
パラ白はどれだけ上手い人でも研究を要する譜面です。今でこそ色んな人が運指を考えて攻略法が多く存在しますが当時は有効な運指が少なくて苦労することになりました。
そこで昔の3DSで譜面研究をしていた癖が生きます。スマホで譜面動画を録画してスローにして運指を組んだりイメージトレーニングをしたり、寝ながら難所を無限ループさせて睡眠学習したり、と色々試して見た結果良い感じにパラ白を詰めることが出来ました。
ゲーセンに行かずに家で譜面研究する座学をする癖があったおかげで多くの時間を座学に使うのは苦ではありませんでした。

2020/4/3、ついにやらかします。

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(動画からの切り抜きなのでかなり画質が悪いです)

ラスト1秒まで理論値だったものが最後の1秒で台無しに…今世紀一番のやらかしです。
めちゃくちゃ萎えました。
この日の夜、人生について考えました。自分は今までなんのためにAPや理論値を埋めてきたんだ、
下埋めも約2500譜面完璧に埋めてきてこの最後の一瞬を光らせるために何年もmaimaiをしてきたんじゃないのかよと。
そもそもなんでmaimaiをして苦しむんだ?楽しいからこのゲームを始めて楽しむために音ゲーをやっているはずではないのか?音ゲーするのは自由で音ゲーをやらなくてもいいはずなのに、勝手にmaimaiして自分を苦しめて何がしたいんだ?100年しかない人生のうち浪人して1年棒に振ってまでmaimaiしててその挙句maimaiでも思うように成果をあげられず本当に何をやっているんだと、考えれば考えるほど負の連鎖で悪い方向に思考が進んでしまい1人では立ち直れなくなってしまいました。

さらに運が悪いことにその直後に緊急事態宣言の緊急事態措置によって都内のゲーセンが全て閉まる状況が1ヶ月以上続いてパラ白に挑戦する権利すらありませんでした。
このままゲーセンに行かずにもう二度とパラ白を詰めることもゲーセンに行くこともないかなって毎日思っていました。
今思えばこの期間があったおかげで少し冷静になって良いリスタートを切れたのではないかと思います。

もう音ゲーで嫌な思いをしたくないという思いからやりたくないという気持ちの一方で、せっかくあそこまで頑張ったんだし舞神もパラ白が終われば取得できるから頑張りたいという気持ちも少しはありました。
たけるんを含め、この時期に一緒に遊んでくれたみんな、そしてもうひと踏ん張り頑張れと応援してくれた人達には本当に感謝しています。


そんな中もう一度だけ頑張ることにして力尽きるまでパラ白を詰めようと決心し宣言が解除されてから毎日ゲーセンに通い詰める生活が戻ってきました。
その甲斐あって2020/6/24、最後でAPを逃してから約1000回以上の試行を重ねてようやくAPすることができ、下埋めは終わっていたのでそのまま舞神を取得することが出来ました。
1グレ25回、最後のデデンで7回APを逃しています。その分APが出た時の感動は言葉に出来ないほど素晴らしいものでした。
最後で理論値を逃したことを悔いてその後もちょくちょくパラ白をやっていたら7回目のAPでついに理論値にまでたどり着くことが出来ました。
その後も友達のsyncを手伝ったりsync+を狙う過程で合計43回のAP、10回の理論値を出して、sync+(ツインAP)も達成出来ました。
あんなにAP出来なくて苦しかったパラ白が気がついた時には自分の武器曲になっていました。

くずかご白もパラ白も弱みを活かしてAPしたり武器曲にすることが出来たことから、弱みを強みに変えることができるのは自分の長所であると気づきを得ることが出来ました。これはmaimaiに限った話ではなくて他の勉強や生活にも当てはまることであって、maimaiを通した自分の長所を意識することで普段の生活でも自信を持って前向きに生きることができるようになった気がします。


この頃にはくずかご白も2連続APができるくらいには上手くなっていてsync+もつけてもらい、これによってスタンダード楽曲の全難易度にsync+がついたので一旦区切りをつけてこのゲームを離れることにしました。しました、というよりはこのゲームでやりたいことがもう無くなって自然と離れていったの方が正しいかもしれないです。5年前くらいの自分が今の自分を見たら全くmaimaiをやってないことにさぞ驚くでしょう。
ふとした時に、中高生の時にもっと〇〇しておけば良かったなみたいなことを思う時がたまにありますが毎日暇さえあればmaimaiしていたあの日々を後悔していません。
それはパラ白で苦しんでいた時に支えてくれた仲間たちがいた事や、今でもたまにmaimaiやろうって誘ってくれる人達、全くmaimai関係なしに遊んだり勉強を教えあったりする友達がたくさんいることがとても素晴らしいことだからです。

maimaiをしていたことで得た財産はとても大きいです。僕の話に限らずみなさんもこれから生きていく中でmaimaiや音ゲーをやっていて良かったと思う機会があると思います。その1つ1つの思い出や感動をより大切にして今後の音ゲーライフを歩んでみてはいかがでしょうか。みなさま良い人生を!

ありがとうございました。

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