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【シティリーグベスト4】鋼型ジュラルドン

こんにちは

きみどり(@7_mizukimidori)です。

今回は10月10日に開催されたシティリーグ北海道で、予選5-0 トナメ1-1でベスト4の成績を残すことができたため、せっかくなので記事として残したいと思います。
長文、表記ゆれがあるかもしれませんがご了承ください。


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今回使用したデッキです。

全文無料で公開しますので、

よかったら続き読んでみてください。


デッキ選択の理由

まずはミュウVmaxに五分以上を取れるデッキを選択しようと思って考え始めました。
その上で、シティリーグの前に札幌で2回自主大会に参加できる機会があったため、まずはそちらの結果を参考にしようと思いました。

・ごぼ杯(10月3日開催 32人規模)

この日は久しぶりの自主大会ということもあり、
広く弱点をつける悪ニンフィアを選択しました。

ベスト8分布

はくばスイクン 2
スイクンファイヤー 2
ムゲンダイナ
悪ニンフィアウーラオス(自分)
リーフィアファイヤー
ミュウVmax

自分を含め、うねりの扇の採用が多く、ガラルファイヤーVを使うならうねりの扇とセットという印象を持ちました
また、この日はミュウの採用率が低くれんげきウーラオスVmaxの通りがよかったため、翌週の愚民杯では悪ウーラオスのシェアが伸びると考えました。

この時点では、メインポケモン+ガラルファイヤーVの形であれば、
こくばでもマホイップ通して押しきれるのではないかと思い、こくばマホイップをシティリーグで使用するつもりでした。
うねりの扇の採用率も著しく上がったことから、基本エネルギーのみのデッキは相手に不要なカードをデッキに入れた状態で戦わせることができると考えたのも、こくばを選択したかった理由です。

同日、京都CLが開催されており、はくば、ミュウが結果を残していました。このあたりは数が増えても問題ないとの判断でしたが、クワガノンは全く考慮していなく、デッキを考え直す必要がありました。

・愚民杯(10月9日開催 64人規模)

ミュウ、悪ウーラオスは前週の大会から一定数いるだろうとの予想でしたが、クワガノンがどれだけいるかわからず、クワガノンにほぼ負けないかつミュウやウーラオスとも戦えるジュラルドンを選択しました。

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ベスト16分布

ゲンガー 2
三神ファイヤー2
雷系統 2
ジュラルドン(自分)
ムゲンダイナ
連撃テンタクル
悪ウーラオス
ミュウ
スイクン
クワガノン
こくばマホイップ
不明1

また、自分の予選は

予選
1.悪ウーラオス 後○
2.ミュウ 先○
3.パッチラゴン 後○
4.ミュウ 先○
5.クワガノン 先○
6.三神ファイヤー 先○

トナメ
ムゲンダイナ 負け
という結果になりました。

予選・トーナメントを含め特殊エネルギーが採用されているデッキとしか
マッチせず
、ジュラルドンはかなり今の環境に即していると考えました。

ベスト16の分布をみると、ジュラルドンで明確に不利と感じるデッキはこくばマホイップ、連撃テンタクルの2つしかなく、ここは切るという判断で残りに勝てるようにしようと決めました。
予選でクワガノンと一度対戦でき、ジュラルドンで完封できたのも追い風となりました。

愚民杯のリストでは、ムゲンダイナVmaxに対する明確な回答がありませんでした。ガラルファイヤーVはクラッシュハンマーでエネルギーを破壊しても、特性での復帰が早く、ザマゼンタVも通りません。
それだけならツールジャマー+ジュラルドンVmaxで対応は可能なのですが、
そもそも基本エネルギー2枚のムゲンダイナVmaxのスピードに間に合っていない印象でした。
デッキを検討しながら、2枚のカードの追加を決めました。
1枚目、ガラルサンダーVを採用することで、確実に見れているとは言えませんが、ツールジャマーを採用していたこともあり大きなおまもりをあまり考慮しなくてもよかったため採用に踏み切りました。

また、三神ファイヤーも強いプレイヤーが使用しており、やや苦手なデッキであったため、勝ち筋を増やしていこうと考えました。
もちろんクラッシュハンマーでエネルギーを破壊しオルタージェネシスGXを切らせなければ勝ち切れるパターンもありますが、こちらはベンチを絞らないといけない展開が多く、ハンドにデデンネGXを抱えていても負け筋になるためなかなかベンチに出せない状況でした。
そうなると、ボスが遠く、ベンチを絞ってもオルタージェネシス下でジュラルドンへ2回攻撃+ベンチのVorGXを倒されて負けるのではないかと考えました。
そこで採用に踏み切ったのが2枚目のマオ&スイレンでした。
オルタージェネシス下でガラルファイヤーVのオーラバーンが220ダメージ。
マオ&スイレンを絡めることで、

220ー120+220 =320

とジュラルドンVmaxの耐久が間に合う計算となります。
ツールジャマーをつけていればげんきのはちまきを考えなくて済むことと、優先的にザシアンからとることで不利は改善できると考えました。
ミュウVmaxのダイミラクルも回復1度挟めると有利になると考え採用しました。
最終的なリストは最初に載せているものと同じですが改めて…

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デッキ解説

まずジュラルドンのデッキですが、現環境で使用されているのは主に

ドータクン(メタルトランス)を採用した型

ヘルガーを採用しゲンガーと組み合わせる型

の2つがあります。
ドータクン型はモミとサブアタッカーで耐久しながら戦うデッキ、ヘルガーはゲンガーとジュラルドンを使い分けながら一撃を主体とするデッキです。

どちらの型も回してみましたが、ミュウVmaxが登場してからゲームスピードが速くなったと感じたことや、後攻時のベンチの置き方が難しく、進化も2面立てる必要があったため(ジュラルドンVmax+ヘルガーorドータクン)
自分の中では難しいデッキだと考えました。

前回のシティリーグではルカメタザシアンを使っていたこともあり、そちらに寄せるイメージから組み始めました。
ザシアン、ザマゼンタをサブに採用しつつメタルソーサーで動かしていく形です。
一方でジュラルドンVmaxは早期に技を打ち始めると効果貫通とデメリットなし220でかなりテンポを取っていけると考えたため、以前使っていたスピードザシアンの考え方も取り入れつつデデンネGXを採用。
そのような流れで相手によってルカメタの動きをするのかスピザシの動きをするのか選びつつ、途中でスイッチもできるだろうと思い今回の形となりました。

クラッシュハンマーについては、ミュウVmaxの超エネルギーの採用が、1~3枚のリストが多かったため、1枚でも壊すことができれば、相手はジュラルドンVmaxに対してダイミラクルしか宣言できず、ダメージもこちらで管理しやすいと考えたため採用。もちろん後攻1ターン目でクラッシュハンマーを当てることができれば、ミュウVmaxに技を打たれない可能性もある為、最序盤でクラッシュハンマー引けた場合は基本エネルギーかどうかにかかわらず積極的に使っていきます。
比較的有利な対面であるれんげきウーラオスVmaxもクラッシュハンマーで基本エネルギーを破壊することでシャットアウトすることができます。

ツールジャマーはジュラルドンに必須のカードだと考えています。
ジュラルドンVmaxのキョダイフンサイ220ダメージはVポケモンをほぼ一撃で倒すことができる一方、環境に多いスイクンVはタフネスマントを採用していることが多く、そちらを特に意識しての採用となっています。

そのほかのカードの採用についてもし質問があればTwitter(@7_mizukimidori)まで聞いてください。


当日のマッチングについて

当日のマッチングは下記の通りです。
簡単に振り返っていきたいと思います。

予選
1.ルカメタザシアン 後○
2.クラハン入りミュウVmax 後○
3.はくばスイクン 後○
4.ムゲンダイナVmax 後○
5.ミュウVmax 後○

トナメ
1.ゲンガーブラッキー 先○
2.ミュウVmax 先×

1.ルカメタザシアン 後○
お互い序盤はふとうのつるぎをしながら様子をうかがっていました。
先にジュラルドンVmaxに3エネつけ、技を打ち始めることができたので
前のザシアンV、次のターンにボスで後ろのザシアンVを取りフルメタルウォールGXで返されるもののもう一度ジュラルドンを育てて勝ち。

2.クラハン入りミュウVmax 後○
序盤ミュウのエネルギーを1枚の状況でクラッシュハンマーで割ることができ、少し楽なゲーム展開でした。対戦相手の方が初戦で隣の卓にいたため向こうもクラッシュハンマーの採用していることが分かっていたためオーロラエネルギーを2枚、鋼エネルギー2枚の計4枚つけたジュラルドンVmaxを立てて勝つことができました。相手の4枚目のクラッシュハンマーがサイドに埋まっていたため、最後のオーロラエネルギーを割られずに済んだようです。

3.はくばスイクン 後○
序盤こちらの混沌のうねりをマーシャドー+頂への雪道で張替えされ、
サポートもなくなかなか動けませんでしたが、クイックシューターの起動が遅かったことと、ベンチを絞れていたためマオ&スイレンを絡めながら耐久し、なんとか復帰できました。
最後はツールジャマーをつけてバトル場の220乗ったスイクンを倒しながらそのままボスで裏のはくばバドレックスVを倒して勝利。

4.ムゲンダイナVmax 後○
先にサイドを2枚ジュラルドンでとる展開でした。
その後ムゲンダイナVmaxにドレッドエンドをされますが、返しにハンドで
サンダー、いれかえ、オーロラエネルギーをそろえていたためムゲンダイナVmaxをそのまま気絶。リセットスタンプでハンド干渉されますが、博士の研究から復帰してなんとか勝ち。

5.ミュウVmax 後○
ハンマー3/3表でテンポ取れました。
最後超エネルギー2枚のミュウVmaxが起動しましたが、返しのターンにボスでゲノセクトVを取って2-2-2のサイドプランで勝利。

決勝トナメ
1.ゲンガーブラッキー 先○
基本エネルギーの枚数がおそらく数枚とみていたためジュラルドンVmaxを立てればほぼ勝てるだろうと思っていましたが、2ターン目博士の研究でデデンネ、ジュラルドンVmaxどちらも触れず。2ターン目にジュラルドンVを2面立てなかったことを咎められゲンガーVmaxに3エネ、あとはブラッキーVmaxをそろえればというところでクロバットVがサイドに落ちていたとのことでそのターンに揃えられずジュラルドン、サンダーVを使って勝利。
基本エネルギーがほとんど入っていない対面についてはベンチを絞ることよりジュラルドン複数おいてまずは進化しようのプランのほうがよさそうでした。この日1番の反省ポイントです。

2.ミュウVmax 先×
もみじねこさんとの対戦。世界大会出場者で、自分が世界大会を目指そうと思ったきっかけの1人だったので、大会のトーナメントで対戦できることをとても楽しみにしていました。負け試合ですが振り返り少し長めに書きます。


先行1ターン目、ジュラルドンスタート。
手札博士、デデンネ、メタルソーサー、マオ&スイレン、クラッシュハンマー、いれかえ、リセットスタンプでした。
ここでデデンネを使うべきか、次のターン博士から入るか少し悩み、手札にエネルギーもなくメタルソーサーの受けもないためルカメタ寄りの動きでスローペースな動きを検討しターン返します。
後攻1ターン目、ピオニーからベンチフル展開しますが、幸いミュウのエネルギーがウィークガードエネルギーだったためエナジーミックスはされませんでした。


先行2ターン目、クラッシュハンマー表でエネ破壊をすることができ、博士で山を進めます。
ジュラルドン2回立てるプランは間に合わないと考えベンチにザマゼンタ、ザシアンを展開し、ピッピ人形に入れ替えてふとうのつるぎ。
その後、先にザシアンを呼ばれますが、タブレットがそろわずザシアンが戻ってきました。


次のターン、バトル場は210ダメージのザシアン
ベンチには鋼2枚のジュラルドンVmax。
手札にはボスの指令とオーロラエネルギー、デデンネGX、マオ&スイレンを
抱えた状況でした。
相手のベンチには、超エネルギー1枚のミュウVがおり、次のターンには超エネルギー2枚のミュウVmaxが立つ可能性がありました。
入れ替えを引けるかどうか、ベンチにデデンネを出すことの負け筋とミュウVをこのターンに倒すことのメリットを比較し、自分はボスの指令でミュウV、オーロラエネルギーをジュラルドンVmaxにつけ、デデチェンジを宣言しました。無事入れ替えをひくことができ、ミュウを倒してサイド4-6。
返しのターンでボスの指令ザシアンVでザシアン取られ4-4。


次のターン、自分はハンドにボスの指令がある状況。相手のトラッシュにパワータブレットが1枚も見えておらず、ザマゼンタまでダイミラクル1撃圏内なのではと考えていました。
山にボスの指令があと1枚あることは分かっており、もうデデンネもなくリセットスタンプを打たれることは承知の上で、引けたら勝ちの選択をしようと思いボスの指令でゲノセクトVを取りました。サイド2-4。このタイミングでデデンネにオーロラエネルギーをつけ、ビリリターンGXで盤面にザマゼンタ、ジュラルドン→相手にこのサイド5枚を取らせるプランを計画しますが、返しのターンしっかり咎められデデンネとられサイド2-2。さらにスタンプも重ねられる。
鋼エネルギーがあればそちらから貼って逃げるエネルギーの確保を偽装したかったですね…。

次のターン、ボスの指令は引けず。
しかし向こうもタブレットそろわずでターン返ってきます。
こちらもまたボスは引けず、パワータブレット1枚見えていた状況だったので、ザマゼンタ前がほぼ安心でき、アサルトタックルも宣言できましたが、基本超+フュージョンエネルギーの状態では攻撃できずエンド。引けない間にオドリドリの5点も絡められ、最後はジュラルドン倒されて負け。
ボスとデデンネ使いながらミュウVを使った時点で最後はトップ引きゲームになることを覚悟し、スタンプ時点で山札20分の1のボスをスタンプ+ドロー2回前後でデデンネもない状況でひけるかどうかという細い勝ち筋でしたが、後悔はありません。
また、優勝後にもみじねこさんのレシピが店舗Twitterで公開されていましたが、パワータブレットが2枚しか入っておらず、見えない2枚をずっと追いかけていたと気付きました。


最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。

最後に、対戦して頂いた皆さん、ジャッジの皆さん改めてありがとうございました。
自分自身は出場しませんでしたが、CLの練習をやったメンバーのみんなのおかげでいい結果を残すことができました。
11月のCLには出ませんが、僕でよければ練習相手になるので気軽に誘ってください。

改めてシティリーグおつかれさまでした!

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